2012年5月29日火曜日

仮説

今日のゼミでも「仮説」がテーマになってディスカッションが深まった。

さて、先週末の夜10時頃、研究室から帰ろうとしたら、たまたま学生部屋で知恵の輪を発見。知恵の輪については、マニアではないが、嫌いではない程度。学生が全然解けなかったということで、では私がと、一度持ち帰ってみることにした。

結局、大学を出る前の、駐車場の車の中で数分で解けてしまった。

知恵の輪を見た瞬間、これをこう外さないと外れないだろう、という大まかな予測は立てられた。それをやろうとすると、別のパーツが邪魔をするので、今回の知恵の輪の本質は、どうやってその邪魔になるのをよけるか、という問題であると認識した。

それを解くには、そのやり方を試してみることになるのであるが、よけかたを数ケース試したところで、するっと外れた。

以上が、私が解くときに考えた方法である。後から考えると、これは仮説である。その仮説が正しいとしたら、これがこうならなければならない、という進み方をして、その通り、解けたのである。

学生に、なぜ解けなかったのかを聞いてみると、私の仮説に当たるところには全く到達していないとのこと。別にそれはそれでよく、どうこう思わない。しかし、目標があるのとないのでは、解ける時間も異なるのは自明である。

ということを、今日のゼミで議論しながら、思った。

2012年5月9日水曜日

豊島 てしま

「豊島(てしま)」は、産廃不法投棄事件の現場であるが、年々日本人の記憶から消えていくように思えてしまう。今の学生に問いかけて、どのくらいの答えが返ってくるだろうか。今は、直島・豊島として、安藤忠雄などによる美術関連の方が有名になったようだ。

さて、その豊島には、横浜国大土木工学教室の見学会で2009年3月に訪れた。目からうろこの衝撃的な見学会であった。現地では、砂川さんに案内していただいた。涙あり、そして人との出会いの感動もあり、充実した見学会だった。その時の1年生は、既に卒業してしまった。

その後いろいろ動きがあり、今年の研究室夏合宿の候補地に挙がっている。

現在では、当時に比べて自分も成長し、関連したこともより吸収できると信じている。技術者倫理、日本人、公共とは何か、公務員、など、キーワードはたくさんある。

最近調べ直したこと、当時の記録など、まずはメモとして記録にとどめておきたい。


過去の日記:
http://homepage1.nifty.com/1976/diary/200903.htm 2009/3/26の欄

見学会後の感想文(砂川さんにも送った):

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豊島で考えたこと
林 和彦
 私と豊島の関わりは、高校時代にさかのぼる。香川県立高松高校に在籍していた平成47年のいつだったか、豊島住民による香川県庁前で立ち続けた抗議を、私は県庁の2軒隣の高校に通っていたため、この目で見ている。しかし、それを見てその時に何を考えたのか、思い出せない。テレビで見た人たちだ、という程度だったように思う。その後、大学進学と就職で横浜に出てきて14年、報道で豊島のことは何度も見たが、断片的で表面的で、今回の見学までは何も頭に残っていなかった。
 初めて現場を見て、砂川さんの話を聞いて、何度も何度も涙が出てきた。そのひとつは事件の凄まじさ、当たり前のことが当たり前に扱われない理不尽さ、廃棄物と世間からの二重の住民の苦しみ、に対してであった。もうひとつは、5年間であるが香川県に住んでいたという繋がりがあったのに、何で今まで私は豊島のことを理解しなかったのだろうという思いからだった。高校時代を今更悔やんでも仕方がないが、社会人になっても報道で目にしても豊島問題を自分のこととして考えられなかった自分の未熟さに対して、後悔しているのである。
 事件を起こした当事者やそれを放置した県の対応を批判するのは簡単だが、この問題を当初から自分たちにも起こりうる問題として捉えられなかった私たち全員の問題ではなかろうか。人間は全員廃棄物を出す。単に目先の価格に捉われて、その先の処理の適正な処理コストの負担まで考えただろうか。
 見学で受けた衝撃をきっかけに、様々なことに対してできる限り、傍観者でなく当事者意識を持って考え行動したい、と私は強く思う。同時に私は土木技術者として、自分の狭い専門分野だけでなく、廃棄物の問題、行政の問題の視点を持つことの重要性にも気づいた。この分野については、もっと勉強します。そして、バランスの取れた技術者になります。
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豊島に関するNPO
http://www.archipelago.or.jp/outline/teshima-seminar.html

http://kappadoujou.ashita-sanuki.jp/
↑是非これに参加したい。悩みどころ。毎月やっているのだろうか。

http://www.archipelago.or.jp/rice-field/entry-1460.html

http://blog.livedoor.jp/marronalfa/


砂川さんに関するURL(シブヤ大学からの転載)
http://www.kagawa-doyukai.com/itm/daigaku/11c/11c-3.html
http://www.pref.kagawa.jp/joho/sanuki-seto/teshima/teshima06.htm
http://www.teshima.ne.jp/blog-archives/2005_01.html

関係する人

書籍「金(きん)でなく鉄として」  中坊公平
書籍「未来の森」  石井とおる http://t-ishii.weblogs.jp/

豊島問題とは
http://www.pref.kagawa.jp/haitai/teshima/index.htm  香川県 日・英の資料がある
http://www.teshima.ne.jp/

そして、横浜市での不法投棄問題
これは私が学生時代から気になっていたこと。本日、横浜市へと見学のコンタクトを取り始めました。
http://hamarepo.com/story.php?story_id=605
http://www.city.yokohama.lg.jp/shigen/sub-jigyo/sanpai/04sonota/06shinanocho/iinkai/kensyo/kaigishiryou7.pdf

2012年5月1日火曜日

トランプの遊び方を発明

ちょっと前に、フェイスブックと、このブログの使い分けについて書いた。オフィシャル(ここでは、研究、教育に関する、という意味)でないものは、フェイスブックのみ、としたのだが、私の方で勘違いがあった。フェイスブック上では、全ての投稿を「公開」にしていたが、これは、「友達」として繋がっていない人だけでなく、フェイスブックのメンバーでなくてもサイトを開いたら表示されると思っていた。しかし、それもフェイスブックのアカウントを取得した人でないと、見れらないことが分かったので、私の認識が間違っていた。よって、不特定多数に公開したいような内容はブログに記載し、適宜フェイスブックにも紹介するようにしたい。

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5歳半の娘(4月より、幼稚園年長)は、3ヶ月くらい前からトランプに凝っていて、当初はばば抜き、神経衰弱、であったが、じじ抜き、ドーナツ、スピード、などと進化している。「スピード」は、私が知らなかった簡単ルール(ローカルルール?)なのだが、彼女の動きは素早く、30歳の年の差があっても勝率は5割くらいで拮抗している(厳密に分析すれば、人間の処理速度がある程度以上になると、あとは持ちカードの出方に依存するので、それの確率が五分五分ということに思う)。

で、その彼女が、神経衰弱のルールを覚えたばかりの時分に、非常に興味深い新しい遊びを考案した。それをきちんと体系化したのは私であるが、ネットで調べた限り、同じような遊びは検索できなかったので、オリジナルのように思っている。もしも、既出や類似のものがあれば、是非お知らせ願いたい。オリジナリティは尊重したいので。

昨日は、ひたすらそればっかり娘と遊んでいた。

以下、紹介する。大人でもはまり、奥が深い。

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(2012年8月11日、わかりにくい表現を一部修正。ルールに変更はない。)

名称:ナインボール風神経衰弱(仮称)
改称:順番神経衰弱 (子供にもわかり易い名前に変更)

概要:
神経衰弱のように対戦相手交互にカードを引いていくが、ペアを当てるのではなく、1番から13までの順番に引いていき、早く13に達したら勝ち。
(似たようなもので、ビリヤードのナインボール、というゲームもある。1番から番号順に、球を落としていく遊び)

人数:
2~4名が可能であるが、人数が増えると極端に時間がかかるので、まずは、2名で対戦してその面白さを味わってから、徐々に人数を増やすのが良い。まずは2名を強くお勧めする。

使用するカード:
人数分の記号のカードのみを使用する(仮に、ここでは2人とし、各々ハートとスペードとする)。
13枚×2記号=合計26枚を良く混ぜて、神経衰弱と同じように、裏返しにする。
子供向けに易しくするしたら、1~10の10枚のみを使うなど、1人当たりの枚数を減らせばよい。

遊び方の概要:
プレイヤーは、あらかじめ決めた記号(例えば、プレイヤー1はハート、プレイヤー2はスペードなど、指定する)に限定して、その記号について1、2、3という順番に集めていき、最後(13、キング)まで揃ったら終了で、早く揃った方の勝ち。

具体的な動き方:
1) 自分の番が来たら、カードを1枚だけめくる。
2) めくったカードにより、次の、2-Aまたは2-Bの対応を行う。

2-A) めくったカードが、自分が欲しいカード(以下、待ちカード、と呼ぶ)であれば、それを回収する。1)に戻って、さらにもう1回めくることができる。

2-B) めくったカードが、自分の待ちカードでない場合には、同じ位置に戻し、自分の番が終わり、次の人に交代する。なお、他者の待ちカードを引いてしまった場合にも、そのカードは元の位置に戻し、自分の番は終わる。(なお、2人プレイの場合には、次回相手が、それを取るところから始まるはず。)

面白さ、奥深さ:
・開始して、しばらくは、なかなか待ちカードが揃わないが、徐々に加速したように、
揃うようになる。
・自分が適当に引いたら、相手のカード(サッカーで言う、オウンゴールのようなもの)になる可能性があり、全くでたらめに引いていては、勝てない。


その他:
・現在、2人でしかプレイしていないので、3人以上で行うと不具合が出るかもしれないので、追ってフォロー(修正orコメント)したい。例えば、他人の待ちカードを引いてしまった場合、その場に戻すか、その人に差し上げるかは、2人プレイでは同じなのだが、3人以上プレイの場合には意味合いが多少異なってくるので。
・間違ったカードを戻す際、自分の目印になるように角度を変えたりできるが、バレたら信用を失う。
・最後の数枚になったら、一度カードをぐちゃぐちゃにする、という派生ルールもあり得るが、そのままにしたほうが、最後に急展開して面白いように感じる。
・まずは、1~10まで、と減らしても楽しめる。特に、3人以上で行う場合には、13枚でやるのは、大変である。