2013年6月30日日曜日

うどんからコンクリートへ

香川高専 林研究室のキャッチフレーズはたくさんあるが、ひとつが「うどんからコンクリートへ」である。

以下、話が長くなるので、先に結論を書く。

「うどんからコンクリートへ」は、前田又兵衛氏というコンクリートの素人がアイデアを出して自ら実行してコンクリートの技術開発を行ったことを踏まえ、「異分野技術の融合の大切さ、コミュニケーションの大切さ」を改めて心に刻みたい、ということを願ってつけた。

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私は香川県出身で、横浜国立大学に進学する前の高校生の時、まずは県内にうどんブームが訪れようとしていた。しかし、きっかけはそのブームとは関係なく、両親は転勤族なので進学後は二度と高松には戻れないからと思って、最後の年の高校3年生の時には、転勤族という一見自分の故郷を持たない宿命の人として、香川を心に刻んでおきたいと本気で思い、うどん巡礼をしようと思いたった。

そもそもの理由が違う、というこだわりがあって、県内で大ブームになりつつあったマニアックなうどん屋を紹介した書籍「恐るべきさぬきうどん」をあえて買わず、電話帳のタウンページを切り取って、その住所と地図を頼りに自転車を使ってうどん屋開拓を1年間で100軒制覇した。高松市北部は大抵行った。これができたのは、高松高校の3年生は、受験のための実力テストが何度もあり、その時は大抵昼で終わる半ドンだったので、時間があったからである。

その遠征うどんとは別に、通常日は昼ごはんはうどんを食べるので、結局高校3年生の時は、300食は食べていると思う。これは讃岐の学生やビジネスマンの平均値と思う。

大学に入ってから、自分で讃岐の小麦粉を取り寄せ、讃岐うどんを作るようになり、友達の間ではとても評判が高かったと記憶している。何度か高松に行った際に、麺切り包丁と、うどんの湯切りの網、麺棒を買ったりして、本格的になった。

ホームページを作っていたので、讃岐うどん特集を組むということで、雑誌「AERA」から連絡があり、横浜の自宅で取材を受けたことがある。ただしこれは、私は掲載されなかった。

コンクリート研究室に入ったのは、池田尚治先生のもとでコンクリート構造がやりたくてであったが、話のネタに、コンクリーを練ることと、うどんを練ることは同じだ、周囲に話をしていた。実際、水/小麦粉比は大切で、混和剤(塩)もコシを出すには必要で、季節(小麦粉の含水比)によって水の量も調整し、混和剤の効きが温度により異なるので季節で配合を変える。まさにコンクリートそのものである。


研究室でコンクリート構造関係の論文を検索していた際、当時はインターネット検索などないので、すべて論文集を手でめくってタイトルを調べなければならなかったが、その時に、たまに面白い論文が目に飛び込んでくることがある。

その時も、面白い研究が目に留まった。うどんを練ることにヒントを経て、コンクリートを練る方法を開発した、という論文。ボックスを組み合わせたミキサーを開発したと。なるほどね、と、当時まだ修士1年生くらいで、似たようなことを考える人がいるものだと思っていた。今考えると、偶然の出会いであったのだが。(学会誌などでも取り上げられて有名だったようだが、当時はまだ、それを読んでいなかった)

その後何度か、うどんを打つのにヒントを得て、コンクリートの練り方を開発した人がいるという話は聞いたことがあり、コンクリート界には結構うどんをやる人が多いのだなと、勝手に思っていた。結果としては、同じ人の話を、何度も聞いていただけである。当時まだ若く、前田又兵衛と聞いても、実は誰のことかわからなかったから、頭に残らない。


その後だいぶ忘れていて、最近改めて指摘されて気づいたのは、その開発者が、前田建設工業社長の前田又兵衛氏であったことだ。そうだったのか、全てが繋がった。

研究室のキャッチフレーズを、今月フィーリングで決めたのち、一応原典には当たっておかねばと思って検索すると、前田氏の著作はいくつもあるので、さっそく、以下の本を注文した。全部は読み終えていないが、ハイライトだけ目を通した。考えをどうやって実現するかの過程が書かれていて面白い。知っている人(博士論文を審査された岡村甫先生などなど)も出てくる。氏の博士論文もぜひ読みたい。



私が香川の地で、今からうどんとコンクリートの研究をするのか?、というのはどうでもよいが、理系でない文系の前田氏が何を考え、どうやって実現したのか、という実行力については改めて学ぶことがある。

発想法、創造法、といったところに通じるものがある。創造設計学という畑村氏の提唱をどうやって実務に取り入れようかと思っていたが、全てが繋がってくる。アイデアを戴こう。

このような思いは後付けであったが、とにかく、学生時代に出会ったあの論文が、15年を経てここにまた戻ってきたことが、素直に嬉しい。

ぼくらの祖国

私の中で、青山繁晴と青山千春博士が熱い。

青山繁晴が専門とする安全保障に関するニュースのコメントは的を射ており、毎週のラジオを楽しみにしている。彼を突き動かす原動力は何か、というと、まずは代表作を読めと本人も言っているので、買ってみた。


「ぼくらの祖国」

祖国と言えば、右翼か左翼か、と呼ばれることは、世界中でたった日本だけなっているが、藤原正彦の「国家の品格」と同じ主張であり、読めばまっとうな本であることはわかる。この国の現状をきちんと知り、私だけでない、公として働くことの根源的な素晴らしさ、自分だけでない子孫のために国を引き継いでいくことの大切さを改めて思い起こしてくれる。

改めて意識が変わった、ということはないのだが、もちろん知らなかった歴史事実は参考になった。それよりも、彼は一切ぶれず、その結果、起こした行動はすべて成し遂げてきていること、そのことに感銘を受けた。勇気が湧いてくる。

実は、昨日のヨット部顧問中の、防波堤の先端で、たまに双眼鏡でヨットを見ながら、この本を読んでいた。東日本大震災特に原発関連、硫黄島(いおうとう)、沖縄白梅隊の塔(ひめゆりの塔とは違う)、日本のエネルギー開発、などの話で構成されており、それがすべてに祖国につながっている。一人防波堤で涙を流しながら読んでいた。

本書最後の締めの句が、自分の今の状況(物理的に、海に立って、風の音を聞きながら読んでいた)に関連するもので、その一致具合に鳥肌が立った。



もう一人の主役、青山千春博士は、日本海でのメタンハイドレート開発の第一人者であり、日本のこれまでの太平洋側の利権のために日本海側が掘れないというもどかしさについて、今後を注目したい。エネルギー関連は、最新刊をもう一冊注文した。在庫切れが続いているようであるが、明日届く。

ヨット部のまとめサイト

ヨット部の活動報告は、このブログに毎回書き込むこととし、さらに、ラベル「ヨット部活動報告」をつけることで統一します。よって、後からこのブログから、右下にあるラベル「ヨット部活動報告」をクリックしたら、表示されるようになります。

それでは一覧性が無いので、私の研究室のホームページに、ヨット部のページを作り、そこに、すべてのヨット部関連のブログのリンクを貼ることにしました。

そのアドレスは、以下の通りです。
https://sites.google.com/site/hayashikazuh/yacht

私のホームページのトップのアドレスのURLは、以下のQRコードですので、ご利用ください。そこから「ヨット部」のページを開けば同じものになります。



検索キーワード: 香川高専、香川高等専門学校、ヨット部、高松高専

2013年6月29日ヨット部

本日は、5回目のヨット部顧問。

これまでのアップロードが雑すぎたので、今後は厳選して丁寧に行います。
というのは、このブログの検索キーワードに、ヨット部、というのが多数上位を占めていることが分かったからです。

なお、本日の参加者からは、改めて写真掲載はOKの了承を得ています。たまたま、高専機構からも、写真の掲載について、全体へ注意喚起が来ていましたので、私も気を引き締めます。また、生データを全部載せるとふざけた写真も掲載することになるので、その辺は強く自重しました。

本日は、梅雨の合間で、ピーカンではなくて、ちょっと薄い雲がかかってましたが、そのくらいが日射が厳しくなくてちょうど良いと感じました。そして、風もそこそこ出ています。風が出ることがヨットにとっては大事なのです。


今日の練習は、救助艇をだし、ヨットは4艇。全員乗り込み、学生は海上で適宜救助艇から乗り移って練習をします。午前中は一回海に出たら、昼食まで戻らなりません。午後も同じです。

さすがに私は船酔いするので、今回は防波堤の先端から、監督(見守り)することにしました。

写真撮影に張り切ったものの、デジカメを忘れ、以下の写真はすべてiPhone。このブログ上ではきれいに映っていますが、ズームを使った写真は、画像拡大すると、アラが目立ちます。


上写真は、防波堤側から、ヨットハーバーを見たものです。 8倍の双眼鏡にカメラを接写して撮影すると、このようになりました。画像加工は一切していません。救助艇を岸壁から降ろすクレーンと、学生が準備のために歩いている様子でした。

私は、この防波堤の先端から私は観ていました。


堤防から、沖を見た様子。奥に見える島が、女木島(めぎじま)で、高松港から数キロの近距離にある。女木島は、別名、鬼が島といい、桃太郎の鬼が島伝説がある。桃太郎って、岡山じゃないの?と思った人はビンゴ。 岡山県から南に船を繰り出すと、高松なのです。
なお、写真の左の方にある白い点は、灯台です。この灯台が目視できるかが、ヨットを出せるかどうかの判断になります(判断自体は管理事務所)。霧がかかって、この灯台が見えないと、許可されません。


バランスを取るためにこのように体を傾けます。


えいやっと体勢を入れ替えて、

このように方向転換して、ジグザグに風上に進んでいきます。

 上級生のコンビです。(写真撮影が)サマになっています。

今度は2人乗りのヨット(FJでいいんだっけ?)ですが、上級生1名と、1年生が2名乗って、練習します。

 沖へ繰り出します。
風もあり、天気もほどほどによく、本当に良いコンディションです。

東を見ると、山の頂上が平らになった、「屋島」です。私は屋島のふもとに住んでいたので、思い出深いです。小学校の校歌には、大抵登場するのではないでしょうか。

13時過ぎ、午前中の練習が終わって、戻ってきました。

私は乗ったことはないので、このように上級生の姿は頼もしく見えます。

午後の練習です。救助艇マゼランにこのように数名で乗船しています。運転は、きちんと免許を持った上級生。小型船舶2級。3年生が引退したら、後輩の指導のために、免許を取る学生が多いようです。バイクの免許並みの費用がかかるそう。

なんだか、楽しそうな絵です。

1人乗りヨットに、このように2名が載って、交代で練習します。

 がんばれ一年生。

またもや双眼鏡を接写した写真です。ヨットで練習中に一緒に沖に出て、監視や指導、人員交代をします。


うちのマゼランとヨットが一緒に映った図。気に入っています。




 午後の練習が終わって帰ってきました。

 マゼランも帰ってきました。

 大漁のようです。

陸に上げたのち、部長から、1年生への技術指導。接岸の際の進路の取り方について、こうすべきとアドバイスがありました。

 ヨットの片づけ。

上級生自身が指導によって鍛えられ、自信がつき、1年生もちょっとずつ成長していきます。

今日は、楽しく見させてもらいました。

終わり。

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番外編。

護岸、壁のコンクリートは、伸縮継目があります。防水性を担保するために、中央にゴムの止水部材が入っています。その断面がそのままみられるので勉強になります。

 防波堤自体のコンクリートは、波に洗われて、粗骨材が露出してます。

沖から見ると、防波堤の途中に水平に白い析出物が見えます。

断面はこのようになっており、土台部分と、壁部分が別々に打ち込まれています。打ち継ぎ目になっているので、隙間に水が通り、前の写真のようにエフロレッセンスが析出しているのでしょう。

防波堤のある部分の上部はこうなっています。丸セパ周りにひび割れが集中するようです。

水平のコールドジョイント。

敷地外にある、至近のマンション。かぶり不足からくる、塩害の鉄筋腐食、コンクリート剥落が見えます。


防波堤で、朽ち果てたシャックルを見つけました。元を知らない人は、こういう鉄かと思うかもしれませんが、・・・・
腐食前の別のシャックル(こちらはステンレス)と並べると、一目瞭然。塩分で、これほどまでに細っていたのです。本当に、同じ大きさ?と思った人のために・・・



 ボルトを入れ替えて差してみました。ぴったりはまります。このステンレスのシャックルも、ゴミ箱コーナーに、錆びた鎖とともに捨てられていたので、この2つは頂いてきました。研究室に持ち帰り、鉄筋腐食の例として、授業で使用する教材に役立てようと思います。

ヨットハーバーに借りている倉庫。漏水により、コンクリートが劣化しています。水切りの形状があまり良くないようです。

 一部、若干の剥離も見られます。


ということで、番外編終了。

2013年6月29日土曜日

意見の抽出

とある、給食サービスを利用している人と、提供業者の意見交換会に参加する機会を得た。

事前に利用者にアンケートを取り、そのアンケート結果をもとに、話し合いが行われた。

食べたくないもの、というアンケートに対し、納豆、トマト、キノコ、・・・などと集計があった。さすがに1票のものはよくないと思ったのか、多かったものは○○と、○○です、と発表された。

このような利用者からの報告ののち、提供業者からは、栄養バランス上ゼロにはできないが、そういう意見があるということであれば、極力それらの食材量を減らすように努力する、という回答を得たところで、私はいたたまれなくなって発言した。

アンケート結果で、食べたくないもの、としてアンケートを取ると、必ず意見は出てくる。そういう意見を出されると、業者は、公の場でのリクエストとして捉えると、やり玉に挙がった食材の量を少なくせざるを得ない。

そもそも、トマトの不満が何票か出たとしても、裏を返すと、トマトの名前を挙げなかった人はトマトを食べたい、別に食べてもよい、ということなので、除外せずに残すべきではないか。

「除外してほしくない人」、とその場にいた人(アンケートをした全員ではないが、代表者)に聞いたら、ほぼ100パーセントが、トマトを除外してほしくない、ということで、意見が一致した。


すなわち、アンケートのやり方と、その解釈が間違っていたのである。

決まりかけていた議論が覆されたので、参加者は驚いたのではないか。でも、その場に居合わせた人は、違和感を持っていたはず。でも、言い出せなかったのだろう。

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アンケートの専門家ではないが、少なくとも、土木工学の計画学の人の卒論発表を聞いたり、社会人としての常識に照らし合わせて考えた結果、次のように考えている。

もし、嫌いな食材を抜かしたいという結論を出すには、1回目のアンケートで、品目を出してもらい、2回目のアンケートで、それをメニューから除外してよいかと問うべきである。


そもそも本来、この場で議論したかったこと、この意見交換会で抽出したい内容は、多分、次のようようなものではないか。メニューの食べ合わせ(白米とうどん)、季節感(暑い夏にラーメン) 、時間帯(朝からステーキ)、栄養士の考えるメニューと食べる側が考える差という年代のギャップ、などを、実際の利用者からフィードバックして改善してもらうこと。

よって、好き嫌いとは全く別の観点なので、アンケートを取るとしたら別項目にするか、きちんと趣旨を書くべきであろう。

一応、上記の趣旨を参加者(ここでのアンケートは、利用者側が主体的に行う)に伝えたので、来年は、アンケートの項目は改善されているだろうか。

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アンケートを実施すること、その解釈を行うこと、というのは、一応のルールというか、最低限必要な考え方があると思っている。正しいやり方を学校で系統的に学ぶべきではないか、そういう、生活に不可欠な力、というのはいったいいつ教えるのだろうか。今でしょ、じゃなくて、生活科、総合学習の時間?中学校、高校ぐらいの年齢がいいのだろうか。大学では、アンケートを用いた研究を行う人に対しては、もっと専門的な知識をつけてもらう必要があるが、それ以外の一般の人にとって最低限の簡単な知識は必要だろう。

先日、大手新聞でも報道されたが、給食への異物混入の各県の集計で、香川県がワースト1であったと報道された。たまたま、子供の通う小学校でも、あったので、そうか、と短絡的に思ってしまった。

讃岐うどんブームの火付け役で、麺通団団長、そして映画UDONのモデルになった、田尾和俊さんは、いま四国学院大学教授でジャーナリズム(?)を教えているが、彼のブログに顛末が載っていた。6月20日の記事である。

http://www.mentsu-dan.com/diary/bn2013_06.html

結局は、各県の教育委員会で"把握した!"数を集計した結果だという。全国で年間102件(そんなわけがない!)で、ゼロ回答の県も27(!)ある中、香川がトップだったとのこと。

データというのは、その時点で独り歩きするので、恐ろしい。


JR福知山脱線事故が起きたのち、各地で電車のオーバーラン(停止線を越えて止まること)が過剰に報道され、ここも、ここも、と毎日のニュースがそれ一色だった。飛び火して、バス停へ止まる路線バス、交差点の停止線の自動車までオーバーランが報道される世の中になる、というパロディーを読んで、笑いごとではなく日本ならやりかねないと思ったぐらいだ。

今、どのマスコミが電車のオーバーランを報道するだろうか。件数は統計的に一切変わっていないと思うのだが。

ノートパソコン特有のトラブル


ノートパソコンの故障について知っている知識を書く。専門家ではなく、素人なりの判断なので、細かい名称は間違っているかもしれないが、実務上問題ないだろう。


ノートパソコンが壊れることについて、一般の方より沢山経験をしている。

昔の不具合で多かったのは、液晶ディスプレイが真っ暗になるもの。ディスプレイの構造として、液晶自体は光らないので、裏から光を当てて、液晶を通して色を表現している。その光が、昔は(今も?)ガラス管のランプだったので、そのランプが切れる。10年ぐらい前の時には、購入後3年でいきなり切れる、というのを、自分や友人が経験した。その1人は、今の妻が結婚前にフランスで働いている際に。この場合、本体の機能は生きているので、外部出力すれば何とかなった。最近は、LEDが使われることが増えているようで、ランプ切れは問題にならなくなったようだ。

前任大学で、キーエンスのマイクロスコープも同じ不具合で故障し、内部のランプ交換をした。


ハードディスクが死ぬこともあるので、これは致命的だ。物理的に死ぬ場合と、ソフト的に壊れる場合があり、後者であれば比較的簡単に治る。前者の場合は、データレスキューの業者に、データ救出をお願いする必要があり、結構なお金がかかる。 ハードディスクにエラーがあるかどうかは、PCの電源が入って、英語の画面(BIOSが起動(バイオス読む))が出たのち、ハードディスから起動できないとエラーが出るので、比較的わかりやすい。

もう1つ、よくある不具合。使っていきなり電源が切れて以後二度と起動しないものや、前回まで大丈夫だったのに今回から一切起動しなくなったりするもの。その際、電源も全く入らず、黒い画面で英語の表示(BIOS)が出ない、というもの。うんともすんとも言わないので、壊れた、と思うことが多い。でも、BIOSが立ち上がらないのは実はよっぽどのことで、この場合は壊れていないことが多い。


答えは、バッテリー切れ。

そんなことはない、ACアダプタは常時電源に接続しているからバッテリーは満タンである、という思い込みであることが多い。実は、そのACアダプタ自体が数時間前に死に、起動しなくなるまでの間バッテリー駆動していて、そして今バッテリーが切れて起動しなくなったものである。家族、友人、など、数人経験したことがある。

太陽が今爆発しても、人間が気づくまでに○○分かかる、みたいな。

昨年の現場調査の際、iPhoneが壊れた、という人がいたが、ソフトバンクショップみてもらうと充電で治った、という人がいたので、これと同じ状況だったのかと思っている。

さて、直接的な原因特定方法は、テスターを持っていたら、ACアダプタの出力電圧を確認することである。なかなか持っていないだろうが。ACアダプタ自体に、LEDランプがついていることがあるので、その場合は、消えていたら、やっぱり死んでいるのだろう。

救出方法は、互換品を電気屋やネット通販で買うことである(原因が特定できていない場合、追加購入することはリスクはあるが、BIOSが死ぬことはめったにないので、BIOSが立ち上がらないのは、ほぼ充電不備と考えても、統計上問題ないと思う)。純正品は、部品として注文するとなぜか1万円くらいして、高い。エレコムなどの互換品は、実は付属のものよりも小さくて軽い、という良いことづくめのこともあるので、検討に値する。

ACアダプタは消耗品扱いなので、メーカー保証期間内、ショップ延長保証内で壊れても、保証はされない。消耗品だ、とわかっていることは大切である。


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私は、ACアダプタの運搬が面倒なので、互換品を買って、職場と家とに置いていて、ACアダプタは持ち歩いていない。よって、たまに出張の時に、入れ忘れることもあるが、基本的にはとても便利である。その互換品自体が、スリムタイプであれば、購入時についてきたものよりも小さいことがあるので、そのために買うことも意味がある。

数日前、研究室の学生用のLANのハブが壊れた。これは、昔、中古の古いのを譲り受けたのをずっと持っていて、赴任後に再び使い始めたものであった。何も起動しない、ということなので、これも電源部が壊れたのだろう。電気製品は、交流では動いておらず、内部で直流に変換しているが、その回路が壊れたと思う。でも、それを直すのは趣味の世界に入るので、さっさと1780円で買いなおした。もし、私が南極観測隊か何かで故障に遭遇したら、意地でも直していただろうが(西堀栄三郎を意識)。

リスクを考えておくことは大事であり、ノートパソコンのリスクと対策として次のようなことを考えている。それこそ、レジリエンスなノートパソコン対策である(藤井先生の新刊を読んでいるので、無理やり使ってみた)。

1)ACアダプタが壊れる。 →1か月を超えるような長期出張であれば、そもそも2個持っていくことは、おかしなことではない。特に海外であれば。特に、ACアダプタをぐるぐる巻きにして収納する癖のある人は、注意。
2)ディスプレイが壊れる。 →極細HDMIケーブルをかばんに忍ばせておけば、テレビに出力してしのげる。私は出張鞄に入れている。ホテルで仕事をする際や、会議でとっさに活躍することもある。
3)ハードディスクが壊れる。 →バックアップしかないが、メールは基本的にGmailとし、その仕事で使う大事なファイルは、クラウド(Googleドライブにアップロード)に入れておけば、出張中はとりあえずリスク対策OK。

2013年6月28日金曜日

熱い思い

ある学生から、鉄筋コンクリートの問題がわからないということで、質問に答えていた。事前にヒアリングをすると、どの式を使ってよいのかわからないという状況だという。

いくら解き方を教えたところでも、本質を捉えないと、結局次に別の問題が来た時に対応できないので、本質を理解させることに力を注いだ。概念すら理解できないときには、なんでもいいので既存の概念と同じイメージ(アナロジー)を持つことが必要であり、そのために私が持てうる限りの方法を使って伝授したつもりだ。

高等教育機関での研究や勉強というのは、それ自体の成果や専門知識の理解も大事だが、もっと大事なのは、その過程を通じて、物事の考え方、物事の理解の仕方、勉強の仕方を学ぶことである。

私も力が入っていたので、途中、途中で、そのことを、ダイレクトに改めて学生に伝えた。

そういった話は、普段の講義ではたまに、少人数の講義やゼミでは頻繁に、伝えているつもりだが、今日はある思いもあって、ことさら力が入った。

教育の大切さと醍醐味を改めて感じた3時間だった。途中、エネルギーが何度も切れ、チョコをかじりながら、3時間を終えた。酸欠になったのか、頭がガンガン痛い。

こちらからの一方的な熱い思いなので、成果はあったかどうかは未定であり、手放しで喜んではない。でも、その重要性や、それが好きなんだということを改めて確信した。

得意でない科目についても、そういうことができるところまで高めなければならないので、やっぱり日々勉強である。

とはいえ、毎日フルスロットルで補習的なことはできないので、適宜、バランスを見ながら、となる。

2013年6月25日火曜日

香川の水不足と早明浦ダムの関係の本質は何だろう

今日は休みをいただいており、家でたまった仕事を処理している。 ということで、気分転換でこのような昼間にも、日記を書いたりしている。



香川県のリスクマネジメント、防災を考えるうえで、水不足のことは欠かせない。香川出身とはいえ、18年前までの5年間しか住んでいないのであるが、その時に、大渇水(19時間断水)を経験できたことは、実体験を伴うことができたという点で、私としてはとても良い経験をしたと思っている。

どういう形で取水制限が行われるのかについても、現時点で私はわかっていないので、追々勉強していきたい。高知県にある、吉野川の源流のひとつの早明浦(さめうら)ダムがキーワードになるのだが、いったい貯水率何パーセントが適切なのか、についてもよくわかっていない。

自分が関心を持つきっかけとして、ホームページに、早明浦ダムのページを作り、リンクを貼ってみた。すると、わからないことだらけ、ということがわかった。


1)貯水率を表すバナーがあったらよいなと思ったが、見つからない。管理事務所のサーバーによって動的に生成されるそのバナー画像だけを、ホームページにリンクしておけば、簡単だからである。四国新聞のバナー表示(のようなもの)が良いのだが、HTMLの動的生成のため、リンクは張れない。

唯一、水資源機構の池田総合管理所にパーセンテージが載っていた、大きなgif画像を見つけたので、それを貼らせてもらっている。

ただし、失敗学の観点で、困ったこともある。本日0時時点の貯水率というのが書いているが、その画像が毎日更新されている証拠がないので、信じるしかないこと。サーバーのプログラムによって、その画像は動的に生成されているのだから、動いていることの確認のために、○年○月○日時点の、という表示があってしかるべきであろう。何かの際にリクエストしてみたい。

とおもって、改めてみると、同じページに、観測日時と時刻の画像が別に用意されていた。よって、片方だけ止まることは少ないだろうから、これで事が足りるだろう。

2)1時間毎の、流入、流出量などのデータやグラフがあるが、時間間隔が細かすぎて、全体が見渡せない。

素人の考えであるが、毎日更新で、貯水率○%、という数字が推移したり、過去2週間程度のグラフがあった方が、全体を判断できるように思う。

これは、本質は何なのかわかっていないので、これも勉強したい。

3)そもそも、いったいどれだけの貯水率が適切なのかを知りたい。四国新聞のホームページでは、平年値、との比較があるので、それが目安になるのだが、平年値がベストというわけでもないので、不明である。

4)吉野川水系の香川用水が、香川県の水事情の全体ではないと聞いたことがあるので、それも勉強したい。

実態をかけ離れて香川用水や早明浦ダムだけが独り歩きしているのか、それともそれさえ考慮しておけばいいのか、まだわかっていない。

ざっと、池田総合管理所のページを見ると、結局はその中の一番下流の池田ダムの方が重要ではないかと思えてきた。早明浦ダムが干上がると絵になる、というようなのマスコミ報道や世間受けと、実際の水管理とのかい離(があるのか?)というのが本質のように思えてきた。

と、偉そうなことを書いたが、まずは、通常で報道されている新聞記事自体も頭に入っていないので、そういうところも勉強する。

まずは、疑問の視点を持つことが大事と思ってメモしておく。




防災の研究というわけではないが、まずは地元の問題の本質を明らかにすることで、他の課題に対峙する訓練になるだろう。


他にかねがね疑問に思っていることは、以下の通りで、その疑問は今後も増えていくし、解決して減らしていきたい。

1)ゴミ捨て問題
 一般家庭の捨て方と、事業系ごみの捨て方が違うことの本質は何なのか。→横浜市戸塚区の処分場違反問題を取材して、思いを強くした。ファーストフードで、燃えるごみとプラスチックごみの入れ口が違うが、中でつながっているという都市伝説のような話が何で生じるのか。

2)プラスチックリサイクル
 実際には多くは燃やされているという熱リサイクルの現状と、プラスチックは燃やされず材料リサイクルされていると思っている国民のギャップと、正しい認識のありかた。

3)台風の中心は存在するのか、そして、その位置の判読の精度はどのくらいか。
 ニュースで台風の経路を見ると、ぎざぎざで動いているようだが、それは台風がギザギザに動いたのか、そもそも、台風の中心の見つけ方に大きな誤差があるため、そのノイズを拾っているのではないか。

4)上水道
 東京の上水道は世界一きれいで、ミネラルウォーターよりも上と聞くが、各地の水はどうなのか。また、水道管とのセットで決まりそうだが、そういうトータルの性能はどうやって理解すればよいか。

2013年6月24日月曜日

間接経費


研究室の整備も着々と進みつつある。本日は懸案だった、棚の納品、設置があった。業務用の棚で有名な「サカエ」製の、幅180cm、高さ240cmの棚で、1段に500kgの耐荷重のあるもの。実験室に置くなら標準色のミドリ色であろうが、研究室に置くのでアイボリーにしてみた。落ち着いた色でよかった。

ただ、業者に耐震固定もしてもらったが、最大積載量が2トン以上ある棚を、コンクリート柱に強固なアンカーで固定したと思ったら、後でみると、穴にカールプラグを入れて細ビスで止めるとは、これは意味ない!後で相談しなければ。地震時の荷物落下防止のオプションも付けた(もう1本は配達時破損のため交換待ち)。


某補助金が採択されたおかげで、この研究テーマに関連する試験装置の開発のために現場調査のグッズを揃える必要があり、着々と購入を進めてきたが、置くための棚がなくて研究室に平置きになって困っていた。

本学では、配分される直接研究費の○○%の間接経費のうちの○○%を、インセンティブとして教員に配分する仕組みがあり、その趣旨の素晴らしさ、及び、その割合の高さの両方に驚いた。前の職場には、なかったしくみである。

というのは、その補助金は、事務用とカウントされるPCや、棚などは、通常揃えておくべきものとして、執行できない(はずだ)。よって、今回のように、その研究を遂行するために必要な棚が欲しくても買えないという、逆貧乏になってしまうところであったが、このインセンティブ制度によって、安心して購入できた。

ちなみに、このインセンティブはわが職場が黙って還流しているような制度ではなく、合法ですのでご安心を(事務に確認済み)。



日付スタンプに思う

レポートの採点や、レポート受領の確認のために、日付スタンプを押す必要があり、どのスタンプを使うか検討している。丸印に、日付と名前の入っているものがオーソドックスであろうが、発注先がわからずまだ頼んでいない。

また、もらった名刺に日付を記入するのが面倒で、インク内蔵(スタンプ台不要)の小さいスタンプを探していたら、良いものを見つけた。


スタンプがその都度回転してインクも自動で付くものであり、この小ささは、とても使い勝手が良い。インクは、黒、赤、青から選べる(別途購入必要)。 5×20mm程度の小ささなので、名刺の片隅にも押せる。

実は、この写真のものは赴任後早くも2代目で、 初代は、2013 06 24 と日本仕様のもので、シンプルで気に入っていたが、インクの色が黒のみで、レポートの文字の色と重なるので、色つきである必要があった。その日本仕様の型番のみ、交換スタンプマットがなかったので、同じサイズで、別の型番にした。西暦の日本表記もあったが、趣向を変えて英語表記のものにした。

amazonで手に入るようだ。 メーカーのホームページには、沢山種類があって、見ているだけでも楽しい。


学科には留学生がいないので、英語表記は不要なのだが、解釈で月と日が混乱しないようにこれにしてみた。いや、押す時に、こっちが英語を間違えるかもしれないが・・・。


文具は、使い勝手が大事だが、さらに多少遊び心があった方が心を和ませてくれる。



今、ふと思ったのだが、日付スタンプに、

2013 水無月 24

というのは無いのだろうか。あったら、即決で買いたい。留学生泣かせになるが、留学生が周辺にいないのでこの辺は許してもらおう。カスタムオーダーできるのであれば、作ってみたい。どこか、文具メーカーの方、作ってください。絶対売れるはず。

月表示は日本古来のものとしても、譲れないのは、絶対に西暦表記であること。ビジネスの文書であれば、これがないと、いろいろと混乱するので。

そもそも、日付と月、さらには和暦なのか、西暦なのか、がビジネスの場において混乱するのがエネルギーの無駄に思う。(和暦の存在を否定するものではない)

新聞ですら、混在している場合もあったり、なんの断りもなく13年と書き始めて、平成なのか西暦なのかわからないものも多い。ついでに言わせてもらえば、新聞は、「今月24日」「先月12日」などと書くことが多く、特に月初めになった際の記事は、読みにくくてしょうがない。スクラップした際に、日付を記入忘れたら、致命的である。似たようなこととして、全国紙であれば、真ん中の方に地元のページがあるが大抵は「県は・・・」から始めているので、何県の記事なのかわかりにくい。これも後でアーカイブした際に混乱を生じる。飛行機機内の新聞は、機体手配の関係からまったく関係のない県で積み込まれた新聞紙だったりするが、逆に発行地を探すのもまた面白い。

NHKのテレビニュースで、24時を跨いだとたん、「"昨日は"○○が行われました」、と言い始めるのも困りはしないが、飲み会での「明日仕事なので」「日付跨いだから今日だろ」というやりとりを連想させてくすっと笑ってしまう。

なお、忘れはしない、私がセンター試験を受験した初日の朝の某新聞が、「センター試験が明日から始まる」という日付ミスの記事だった。編集時には明日だったのはわかるけれど、 "今日"が正解。


極めつけは、今年の冬。夜中仕事が遅くなって、夕飯を食べずに帰っている最中、セブンイレブンのおにぎり100円セール(○月○日から○日まで)を見つけて、おにぎりを買ってみようと入った。3個買ったから300円か、と思ったら、400円位請求され、あれ?と思いながら店を出た。なんと、入店時は、セール最終日の23時55分で、レジの清算の際には、セール終了翌日の0時5分で、定価で購入した、というからくりだった。これもレアケース。

その点、電車の切符は、終電までなのでわかりやすい。

最後はどうでもよい話になったが、一応全体を日付の話でまとめてみた。たまにはこういう記事も。だって今日は私の37歳の誕生日。


追記:
NHKの幼児番組「おかあさんといっしょ」のオープニングは、何か知っていますか? 「おはようございます」ではありません。「みんなー、元気?」です。わが子が生まれたばかりの頃、私が番組を見た当初は違和感でいっぱいでしたが、妻から「午後に再放送があるから」と説明が。子供には、再放送の意味は解らないので、午後におはようは変ですね。

2013年6月23日日曜日

同業者

今日は娘の小学校(1年生)の授業参観日。

小学校の先生のお話を聞くのは、社会人になってから実際初めてのように思う。今回の着眼点は、娘の挙動観察もさることながら、小学校の先生が授業中どうやって話し、どうやって児童と付き合っているか、であった。生徒の発言を褒めるところは褒めつつ、関係ない雑音(手を上げずに、発言する声)はある程度無視する姿勢のバランス、がとても参考になった。

今週、小学校と幼稚園の参観日がそれぞれあり、子供の成長に驚くとともに、先生の挙動に感銘を受けることが続いた。


さて、私の職場では。
高専では、本科5年生の研究室配属について、週の活動時間がきっちり定められているので、なかなか進めづらいもどかしさもあった。とはいえ、それは私の言い訳に過ぎず、どれだけ、こちらに興味を持ってついてきてもらうか、が大事である。結局は、人間(学生)の限られた時間に対して、そっち(学生)側に入れるか、選択してもらえるか、に尽きる。授業も、研究の指導も。

あることがあり、学生と深い話をする機会を、久しぶりに持った。聞いてみると、いろいろと話してくれる。 結局は待っていてもダメ、どれだけコミュニケーションがとれるか、というところかな。


沢山溜まっていた仕事、日本語・英語論文査読、事務手続き、などが先週末から回り始めたので、何とか流れを作りたいと思っている、日曜日の夜。

2013年6月20日木曜日

特別な講演会

今日は、大雨の警報により、終日、授業が休校となり学生は高専に来ない。恥ずかしいことであるが非常事態のこういった連絡は、私の手続き不備から、メール配信システムに登録できておらず、私だけ知らないまま学校に来てしまった(授業はないが、仕事は通常通り出勤日である)。これが、致命的な災害でなくて助かった。こういうチェックも危機管理の1つであろう。

実は、2コマ目の授業の準備が完全ではなく、朝早めに来て切羽詰まって準備をしていたところ、休校の話を受けた。今回の休講は私にとってまさに天の恵みと言えた。雨は、天の恵みでもあるが、一つ間違えれば災害につながるので、紙一重の難しいところである。同じ土木分野でも、河川やダムの管理者は、今日は警戒態勢で勤務にあたっていることであろう。

さて、今日は、香川高専の中で、ほぼ月1回ある特別講演会の日で、今回は土木がテーマであった。

橋梁分野では知らない人はいない、西川 和廣氏(橋梁調査会 審議役 兼 事務局長、前 国土交通省 国土技術政策総合研究所 所長)による、「本番を迎えたインフラの維持更新時代 -大事な心構え-」である。

香川高専の毎月の特別講演会は、聴講者が学生主体のものと、教員主体のものと、織り交ぜられており、今回は教員向けのもので、学生の聴講もOKというものであった。

学生が参加できなくなったことで、西川さんも、ターゲットを教員に絞って話ができるので、話しやすいとおっしゃっており、たっぷり1時間半講演をいただいた。

土木だけでない、工学系の教員全体が聴講する。技術的な話は私の専門に関わることなので、初めての内容はなかったが、それよりも今日の講演の根底に流れるのは、人の考え、人の動き、人のマネジメントの大切さであり、そのあたりを深くお話しいただけたのはとても有用であった。

5年ぐらい前の西川さんの国総研所長時代の「今後維持管理の時代が来る」という講演は何回も聞いたことがあったが、現時点でのお話は初めてであり、内容もブラッシュアップされて切り口も異なっており、今聞けたことはとてもよかったと思う。講演自体も変わっておられるし、聞く私も、最近維持管理に関して色々と勉強や経験をしていることも吸収できる能力がアップしているのだと思う。

そういう意味で、急きょ話のターゲットを教員に絞って話して戴いたことが、私にとって特別であった。


非常に残念なのは、質問の時間が限られていて私からできなかったことと、私はある別の業務に時間を取られていて、終了後も西川さんときちんとお話ができなかったことである。これは、痛い。今回はわざわざ香川高専まで来ていただいているのに、何とか話をしてくる、というタフさが足りないのだろう。

2013年6月19日水曜日

フィードバック

前期中間試験という、1年の4分の1の大イベントを経験し、今週月曜日にテストを返却し終わった。最終成績はまだつけていないが、もう少しで、この4分の1イベントが終わる。

2学期制であるが、制度として中間試験がこのように定められているので、忙しさという観点ではクォーター制と認識してよいのだろう。この4分の1の中で、演習や実験以外の授業は、全体の4分の1の成績を確定する必要があるので、こちらも気が抜けない。

主担当の授業を持つことは4月から初めてだったため、しばらくは(いや、未だに)毎回の授業を回すことで手いっぱいであった。あるとき、学生の理解度が私の思ったよりも低いなと感じ始めて、軽い気持ちで感想を学生に書かせたら、想定を上回って、たくさん厳しい意見をもらった。頭をガツンと殴られたような、本当に厳しい評価であった。薄々と不安に思っていたことがそのまま指摘されており、やっぱり学生は間近で感じているのだと、改めて認識した。毎日授業を受けているわけで、いろいろな先生を見ているわけで、彼らこそ授業を受けるプロである。

そこで、学生に迎合するつもりはないが、やり方を大きく方向転換した。伝わらなければ意味がない。

ということで、一貫性という観点では、学生には申し訳ないが、授業をしながら学ばせてもらっている。

2013年6月18日火曜日

リニューアル

職場でメインで使っているPCは、3月の赴任時に合わせて新規に買っていただいたものであるが、提示されたある金額の範囲内で、何でも買ってよいということで、デスクトップPCとドキュメントスキャナとした。

スキャナとしては定番のScansnapの最新版は譲れず、残った金額でカスタマイズPCを見繕った。今後のためにCPUはcore i7にしておき、デュアルディスプレイ対応のビデオカードを載せておけば、ディスプレイ本体、メモリなどの他は赴任後にパワーアップすればよいと考え、最後はメモリを削って、ぎりぎり指定金額に収めた。メモリは結局最低ラインンの2GBとした。そもそも、メモリは後で個別に買ったほうが安い。

案の定、1か月くらい使っていて、もたもたしたり、フリーズしたりするようになり、やっぱりWindows7でメモリ2GBは厳しいなということで、最近対処した。2GB1枚は取り外して、4GBを2枚の8GBに変更。これで快適になった。



ノートPCは、Dynabookを使っているのだが、使い始めて1年半。ここ1か月で急に遅くなってきたように感じている。困ったのは、パワーポイントに貼り付けている、1分ぐらいの動画がスムーズに再生できなくなったこと。先日の委員会での話題提供の際にも、動画がカクカク動いて、スムーズな再生ができなかった。残念。ここまで来ると、業務に支障がある。

Windows7、CPUはcore i5で、メモリは4GBにしていたので大丈夫と思っていたが、部屋にあった別のPCからメモリを外して試しに増設してみると、Windowsのスコアは、メモリの点数が格段に上がったが、体感的にはあまり変わっていない。動画カクカクは変わりがない。ノートPCのグラフィックは、メインメモリを一部使っているという昔の情報(今は違うのかもしれないが)を思い出し、グラフィックの点数が改善されると思ったが、結局変わりはなかった。

少なくとも学生へのお下がりとして研究室であと2年はこのノートPCを使うと思っていたので、中期的なPCの延命として考えていたのは、ハードディスクのSSDへの換装である。先日SSDが納品されて、合間を見てインストールがやっと完了した。結果は、とても良い、の一言。

びっくりしたのは、ディスクのスコアがアップするだけでなく、グラフィックのスコアも格段にアップしたこと。この辺の理由は、よくわからない。とにかく、結果よければすべてよし。

ディスクのアクセスが劇的に速くなったし、ハードディスクにあったカリカリ音は一切なくなって、全くストレスがない。今回、メインのノートだったので、256GBを2.5万円程度で購入したが、そもそもローカルには余りデータを置かないので、半額になる128GBで十分だったかもしれない。この128GBを今すぐにでも、研究室に数台ある全部のPCに置き換えたいぐらいだ。

SSDの1万円ちょっと+メモリ8GBまでの増設。2万円でおつりがくるノートPCのリニューアルとしては、潤沢にPCを買い替えられない今の身としては、とてもコストパフォーマンスが高いと思っている。

2013年6月15日土曜日

2013年6月15日四国総体ヨット競技

本日は、四国総体のヨット競技。ヨットは、香川県担当で、いつもの練習場の高松市ヨットハーバーであった。地の利が生かせるだろうか。

何名かが香川県総体を勝ち抜き、四国総体出場である。ぜひ頑張ってもらいたい、というところであるが、2日間の競技日程のうち、今日は大雨が予想され開催が微妙である。

香川高専の救助艇マゼランは、こういった大会では大会運営の方が使う。大きな浮きがセットされた。

 今にも雨が降りそうな中、開会式。

香川県のヨット部会の要職を務められている、高松高校の市原校長先生からのご挨拶。その時は忘れていたのだが、あとでお話をすると、私が18年前に高松高校の学生だったときの高松高校での英語の市原先生であった。直接習ったことがなかったので、忘れていたが、お話をするうちに徐々に記憶が戻ってきた。これも何かの縁。先生は、当時はソフトテニスの顧問であった。

当時のことから、今のお互いの状況まで、天候待ちのテントの中で、沢山お話しさせていただいた。高専は、初年3年間は、高校と同じところもあり、同業ということにもなる。 そう考えると、当時の先生と同じ立場としてお話しすることになるとは、とても感慨深い。


弓削商船高専からも学生2名と先生が来ており、同じ高専つながりということで、雨宿りに我々の部室に来ていただき、お話しさせていただいた。 彼らも遠くから来ているのだが、天候が悪くて残念。


 しばらくは、天候回復待ち、ということで、香川高専の部室(倉庫)では、トランプやゲームに興じる学生たち。

 途中、激しい雨に襲われながら、ひたすら待ち。


 たまに、たまった雨の水抜きをしているところ。

午後、大会とは別件で、香川高専の詫間キャンパスのヨット部の船を2艇こちらへ運搬する部隊が到着。雨の中積み込み、運搬、設置、とお疲れ様でした。




いつも見える、女木島は、全く見えず。視界が確保できること、および、ある程度の風が出ることが大事で、その両方がなかなか達成されない。夕方、何とか女木島灯台が目視で見えたのだが、今度は風がない。

結局、16時ごろ、本日はノーゲームという連絡があり、片づけをして終了。

明日の試合に備えます。残念ながら、顧問交代なので、私は明日は参加できず。

思えば遠くへ来たもんだ

香川県コンクリート診断士会は、年会費を集めていないが故に日本コンクリート診断士会に分担金(そのお金の正式名称は不明)を払わないため、当該ホームページには掲載されていないが、きちんと設立した団体である。 昨年11月に現在の形で正式発足して、ほぼ1年が経過するが、今回の定例会参加...