2014年4月23日水曜日

ラジオ

本日(4/22)午後、県内のビジネス誌のインタビューとエフエム香川のラジオ番組収録の両方を同時で行いました。

推敲して文章を書くのは慣れているつもりですが、ラジオ収録というのは、とっさに言葉が出てきませんでした。インタビュアーに促されて、それについて答えるという、まな板の鯉状態でした。


2時間ぐらいインタビューを受け、実際に使われるのは5分番組×3週分です。どう編集されるのでしょうか。

普段の授業、学会発表の質疑応答なども同じで、きちんと話す訓練をもっと積まないと、と改めて反省しました。




話すことは嫌いではなくなりましたが、上手ではありません。教員、研究者としてやっていくにはきちんと情報発信できること、相手に伝わること、が大事なことは言うまでもありません。


私が高専に転出するとき、上司の細田先生は、准教授の立場でたくさん失敗をしないと成長しない、むしろそういう立場での失敗が人を育てる、という趣旨のことをおっしゃいました。


今回の収録は別に失敗だったとは思いませんが、完璧に・満足に、できたかというとそうではありません。そうやって悔しい思いをして初めて、身に染みて、そういう能力が足りないことを実感するのだと思います。

香川県内で橋梁の品質向上、長寿命の活動を広げていきたいけれども、実質まだ動けていないし成果も出ていません。取材のオファーが来た際、あと半年待ってもらえればな、と思ったのは正直なところです。ですが、こうやって不完全な段階でも、言えることはあるし、前述のように学ぶことはたくさんある。もちろん実績が出たら、それはその時に評価を受ければよいのです。まだまだ若造だから、新聞やラジオと聞いて、ドキリとするのかもしれませんね。

まだ掲載や放送の前ですが、そういう事に身を持って気づかせてくれたことに感謝します。


最近、細田先生に紹介されて、武田鉄矢の「今朝の三枚おろし」というラジオを聞き始めました。YouTubeだけだと聞いていたのですが、初めて聞こうとしたのが4月を過ぎており、偶然にも4月からアップルのiTunes、ポッドキャストでの公開が始まったので、それを検索で見つけることができスムーズに聞くことができました。登録したので、後は自動的に毎週ダウンロードされます。

そして取材日の帰りの車の中で聞いた最新回の話題が「河合隼雄」でした。曖昧さが大事で、一つの事が完璧に成功して完結しないことが次の原動力になると、ゼロ戦-ロケット-はやぶさの例も挙げながら武田鉄矢がわかりやすく解説してくれました。まさに、今の状況かもしれないと、心に響きました。

金八先生の武田鉄矢ですが、彼の話し方もとても参考になります。そういう観点でもこのラジオを大切にしていきたいと思います。

ラジオに始まりラジオに終わった、長い印象的な一日でした。

炭水化物

私の知り合いでも低炭水化物ダイエット(糖質制限)をしている噂を聞いていたので、前から気になっていた。


私は普段運動をせずに太り気味であったのだが、そもそもやたらお腹がすいて、つい間食をしてしまい、それが更に体重増になるという悪循環。どうしても抜け出せなくて、嫌になっていた。

ダイエットというと精神論となってしまうので、違和感があったのだが、そこで低炭水化物ダイエットの本を読んでみることにした。


「炭水化物が人類を滅ぼす」

この本のすごいところは、あくまでも「仮説」として、きちんと断ったうえで説明しているところである。著者が色々な本を勉強して、それぞれの本から得られた知見や自身の体験から仮説を組み立てている。



目から鱗で、これまでのいくつかの疑問がすべて解けた気がした。曰く、炭水化物は麻薬のようなもので、取らないと、摂取したくなるが、摂取するとさらに切れた時のダメージが大きくなる。私がまさにそうではなかったか。

私の生活の中で、なぜ同じ人間でも、おなかがすかない人がいるのだろかと思っていたが、そのような血糖値のコントロール能力の差ではないのか、と。


私の体質を改めてその視点で考察してみる。

血糖値を上げる能力というか、血糖値を維持する能力が劣っていたように思う。すぐにお腹がすいて、そうすると、糖分に頼って血糖値を上げるしかない。

また、昼飯を腹いっぱい食べないとお腹がすいた気がして、結果として食べると、血糖値のせいで眠くなる。


3月末から、まずは1食分の炭水化物(糖質)を減らすことを実施してみた。初めはお腹がすいたが、2、3日でそれにも慣れてきた。体内の脂肪等を燃焼させてブドウ糖が作られるようである。

すぐに体質に変化が起きた。お腹がすかなくなったのだ。そして、午後に眠くなくなった。

この時期飲み会もたくさんあって毎日実施しているわけではなかったが、食に気を付けるようになったのは、大きな成果である。


7、8年ぐらい前だったかと思うが、プチ断食の記事を読んで、自分もやってみようと実施したことがあった。この時の体験とよく似ているのも、上記の本で説明がついた。実際、腸内の細菌の構成が変わることで、体質が変わるという。そういう説明で、パンダが笹を食べて生きていける理由を考察していた。



毎日朝晩体重計に乗るようになって、1か月弱実施して、 平均値でも3kgは減った。自分でわかるのは、きつかったズボンが入るようになったこと。

顔については自分ではわからなかったのだが、昨日、ある取材を受けた際に初対面の方からウェブに掲載されている写真と比べて痩せているとの指摘があった。そういうものかな。



この本も、説明が足りないところは多々ある。炭水化物の多さを説明するために、砂糖に換算しているが、なぜ砂糖が悪いのかの説明が足りていないように思うなど。低炭水化物ダイエットに警鐘を鳴らす本も出ているので、平等にはこちらも読まねばならない。


私の場合は、それほど極端な糖質制限ではなくどちらかというと食べ過ぎを改善しただけなのかもしれないが、結果オーライだと思う。

2014年4月19日土曜日

続ける方法

何かのやり方を考えるのも思考訓練であり、発明につながる。下記以外に何か面白い方法を見つけたいのだが、まだない。


前のトピックで、学生の自宅学習のことを書いたが、何かを続ける方法について考えたい。


「毎日欠かさず〇〇する」というのは精神的に厳しいと思う。人間、がちがちに縛られるのはきつい。さらに、例えばジョギングをするのに、雨が降ったらモチベーションが下がってしまう。もちろん雨の日は除外する考えもあるが。


週何回というノルマを作る方法もある。前半でサボったら後半は厳しくなるが、前半頑張ると後半は休めるという安心感もある。ただし、規定以上サボったら、その週は達成できないことになるので後半のモチベーションが下がってしまうかもしれない。途中で目標を達成してしまったら、野球でいう消化試合のようになるかもしれない。

そこそこチャレンジングで私が好きなのは以下の管理方法だ。前回の実施から〇日以内に実施するというもの。例えば、1日空けるのはOKで、2日は空けない、というやり方では、月曜日に実施したら、次は水曜日までに行えばよい。火曜日は休んでも、水曜日の行えばよい。水曜日に実施したら、金曜日までに行えばよい。

仮に、月曜日のあと、火曜日に実施したら、今度は火曜日を起点に、木曜日までに実施しなければならなくなる。忙しい時、サボりたいときには1日休めるが、そうすると次の日に絶対行わなければならない。仮に、ある日に忙しいことがわかっていたら、その前の日には無理してでも実施しておけば、貯金という形でその日を避けることができる。


担任を持つクラスの学生へ何かの方法を設定して勉強しろと言っているので、私の背中も見せる必要があると思ってあえて、上記の最後の方法(2日は空けない)で、縄跳び500回を実施すると公言してみた。うちの高専の体育祭まであと1か月であり、その競技できついのが縄跳びなので、その練習もかねて。娘も小学校で縄跳びをやっていて、できるところを見せたいのもあって。いきなり思いつきで500回ではなく、以前からやっていて10分程度で実施できる目安が500回だからだ。

学生には、しばらく実施を報告することを約束したので、ここに記してみる。
現在、木曜日、本日土曜日の2回実施した。どうなることやら。

骨骨と

先日の始業式の学生主事(高専内で、学生指導のトップ)の挨拶は、コツコツというのがキーワードであった。曰く、骨骨と書くそうだが、先ほどネットで調べても出てこなかったので、検証中。

4年生の担任になったので、現在一人15分の面談を開始している。学生数34名のうち、3分の2が終わったところだ。そこでの話題は、主として勉強の仕方のこと。結果、おしなべて、学習の時間が少ないことと、自宅学習が身についていない。もともとレポートや課題が多いので、それをこなすことで精一杯というか満足している。レポートや課題も勉強の一部ではあるが、それでは、授業の復習は満たされないし、レポートが出ない回は復習しないことになる。

高専の教育は、くさび型といって、下級生は一般科目が多く、専門科目が徐々に多くなってくることをくさびの形状に例え、そう言い表す。4年生から、極端に専門科目が増える。よって、これまで付け焼刃で何とかしのいできたのが、4年生から太刀打ちできなくなることも多いようだ。

よって、コツコツ勉強をする習慣をつけること、を今回の面談では特に重視して指導している。

とはいえ、精神論の極み、「頑張ります」、「気を付けます」、は全く意味がない。よって、単に家で勉強しろという指導は全く意味がない。冬になって、「風邪をひかないように」と指導しているのと一緒で意味がない。

意味のない指導はしない、という当たり前の方針(当たり前のことは方針とは言わないか・・・) なので、何とか具体的な指導を考えている。


勉強のモチベーションとして、1年後の就職活動の話はするものの、現在まだその準備ができていない人が多いので、それを強いモチベーションとするには時間がかかる。

そのようなモチベーションが低い段階では、一般論として習慣がつくまでは、何か強制的な、外的な刺激がないと、難しいであろう。

部活をやっている学生が多かったが、4年生になると半ば引退して、練習回数が減る学生が多数であった。そのような学生には、部活を終える時刻を毎日の帰宅時刻として、部活がない日は学校に残って勉強をする時間にしたらどうか、と。そのような大事な日には、普段のレポートではなく、それ以外の本質的な勉強をするようにしたい。毎日帰る時刻が同じというリズムもできる。

他の案として、私が手取り足取りはできないので、例えば、夏休みのラジオ体操の出席カードのようなもので毎日の勉強時間を報告してもらうのも、有り得る。ただし、ゼロの日も、ゼロと報告して、毎日顔を合わせる。その代わり私は口出ししないで、単にハンコを押すだけ。その位の着かず離れずのことをやると、さすがにゼロが続くと良心の呵責を感じれば、しめたもの。

以上に述べた案は単なる手段である。何を採用するかは別として、とにかく、精神論ではない具体的なアクションを提示したり、考えさせることが大事、と思っている。あえて気を引く、学生が考えるための、つかみである。

また、何かを提案すると、すぐに欠点を示して不満を言う人もいるが、ここで大事なのは、上記の案は仮説として、まずは検証することで、短時間に検証ができれば、良ければつづければよいし、悪ければ仮説は棄却されたとして別のことをやればよい。学生は、概して、存在するかどうかわからないベストを求めてしまい、結局何も動かないことが多い。


STAP細胞のおかげで、仮説という概念が一般認知されたのは良かった。それも使って気を引きながら。



恩師

本日(4/15火)は、横浜国立大学時代の恩師の一人、現在、研究院長(学部長と言った方がイメージがつきやすい)の中村先生が別のお仕事で高松に来られるついでに、高専に寄っていただけるということで、お会いしました。空港までの3時間、たっぷりとお話しさせていただきました。

中村先生は、私が横浜国大に入学した1995年4月に、横浜国大に赴任された先生で、いつも冗談で「大学同期です」と話をさせていただいています。学生時代には、講義とは関係なく、いくつか悩みの相談に乗っていただいたり、英語の勉強の方法を教えていただいたり、そして、多くの現場見学に連れて行っていただいたりで、また他の先生とは違った深いお付き合いがありました。

そのような恩師に、私がこちらでも元気に活躍(評価は他人に委ねますが、自称)している姿を報告できるのは、とてもうれしく、ついついしゃべり過ぎました。外に出てみて、横浜国大の良いところ、悪いところも見え、そういったことも少々ではありますが、話をさせていただきました。

短時間の行程なので、その中でベストのうどん屋をチョイスして、喜んでいただけたのも、安心しました。空港にお送りした後も、フライト直前まで喫茶店で付き合っていただきました。自分の成長を報告したい、褒められたい、と心から思う人が恩師、というものでしょうか。童心に帰ったというのは言い過ぎではありません。


中村先生に国交省の某所で待ち合わせをする直前に、別の恩師と会っていました。

私が中学校2年生の担任の先生のM先生です。父親の転勤で長崎県から高松へ引っ越してきて慣れない私を担任として迎えてくれて、さらに私が所属したバスケット部の顧問で、しかも大好きな理科の先生でした。そういった3つ揃いの環境で、引っ越し後もスムーズに高松に溶け込めたのを覚えています。

理科の授業は楽しく、その後、今の工学の分野を目指したのも、それだけではありませんが、多少なりとも関係していると思っています。

3月末の新聞の折り込みで、香川県内の小中高校の教員異動の情報を得て、近くにいらっしゃることを知り、いつかお会いしたいと思っていたところ、ちょうど本日訪れる隣の建物に居るとのことで、当日お会いできました。



恩師にお会いして、こうやって報告できることが、自分が上の世代と繋がっているという感覚となり、さらには自分の研究室や担任を持っている学生たちへ繋がる感覚を持ちました。これぞ教育の重さとともに醍醐味かと思っています。



午後、中村先生をお送りして、研究室に戻ってくると、なんと大学の先輩と後輩で、某建設会社のお二人がたまたま高松支店に仕事で来ているということで、帰りまでの30分ほどですが、高専に寄ってくれることとなりました。横浜国大時代は共同研究に関連してよくお会いしていた方々ですが、こうやって訪ねていただけるのは、喜びひとしおです。

つながることの大切さをかみしめた、不思議な一日でした。

2014年4月12日土曜日

新しい研究室

4月11日、卒業研究配属が済み、初回の卒業研究の時間を迎えました。

大学などの高専外の人にはなかなか理解できないかもしれませんが、卒業研究は前期、後期それぞれ、卒業研究のコマが割り当てられていて、その時間を使って研究をします。もちろん、それだけでは足りないので、放課後や土日も行うこともありあります。大学と違って、大学の専門教育+高校のカリキュラムを5年間で学ぶので、時間が一杯で、そうせざるを得ません。

さて、昨年の「創生工学」で指導した学生が2名、それ以外が2名ということで、林研究室第2期生4名が揃いました。

うち1名の学生は、専攻科推薦のためこれよりも早く3月末には配属が決まっていたので、既に3月末の現場調査に連れて行きました。

高専以外に、実際の建設現場のフィールドで研究をしているので、早い段階でそういったところに連れて行って、実物を見せること、そして、活躍している技術者と対話すること、が、各人の成長につながると思って、今年も学生を出張に連れて行きたいと思います。

学生は授業が多いので、なかなか連れて行くわけにはいかないのですが、全体のバランスを考えたり、私の家族と調整をして土日も使いながら、積極的に出張に対して投資したいともいます。早速、4月末の三重県の現場調査に4名全員を連れて行くことにしました。もちろんお金はかかりますが、彼らの教育効果もあるし、結局人が育てば、研究も加速度的に進みます。人材ではなく、人財です。

初顔合わせということで、初回は私を含め各人の自己紹介や、初回の決意表明をしました。学外の人や現場を使って研究をする関係上、研究面では対等なパートナーとしてふるまえるようになって欲しいし、そのための指導もすることを、伝えました。

たまたま当日は日本コンクリート工学会の四国支部の総会の日でしたので、委員会報告や特別講演があるので、連れて行くことにしました。出席してみると、その内容も魅力的でしたが、それはまた別のエントリーで書きます。とにかく最新情報や現場の情報に触れさせることが、教育効果が高いと思いますので、どんどんやります。

こうやって高専から人をわんさか出すことも、林研究室や香川高専のPRにもなるので、とにかくいろいろな波及効果があるということを結びとします。





2014年4月8日火曜日

新しいクラス

4月7日に新学期がスタートしました。

私は今年初めて担任を持ちます。学年は4年生です。

初日は、事務的な連絡のホームルームだったので、配布物や連絡、係決めだけであっという間に過ぎてしまいました。

翌日の今日は、この学年の授業は無いのですが、こまごまとした書類の配布や申請書の捺印等、色々と学生と接触する機会はありました。

来週からは個人面談も始めます。

私の研究室のホームページも周知しているので、学生はいづれこのブログにもたどり着くでしょう。



高専教員2年目で、寮務主事補2年目と担任1年目。役職ということでは、本格化してきました。精一杯頑張るとしか言いようがありません。

学外の仕事も増えてきています。例えば昨日であれば、〇〇監査会議などの役職も仰せつかりました。

多忙にはなりますが、これまで同様、絶対に「忙しいから」と言い訳をしなように、ポジティブ思考で乗り越えていきたいと思います。困ったら、何を優先すべきか。やはり教育が一番優先です。

11/22(水)午後 コンクリートの品質確保 甲子園決勝 in 高松

しばらく、トップ記事に固定します。 気分は日本シリーズ、甲子園決勝、の気概で計画しています。 以下および添付資料の通り、コンクリートの品質確保に関する報告会及びシンポジウムを開催することとなりました。材料-施工の取組みで華々しさはありませんが、i-Construct...