2015年9月22日火曜日

うどんの麺の長さ

どうでもいい話題ではありますが、真面目に考えています。

1年前、学会の懇親会の余興でクイズをすることになり、単なる正解・不正解ではない、全員に数値を答えてもらって値が近い人に賞品を渡す、という問題も1問作ることにしました。そういう全員参加の問題を作る、というのも、考えがあってのことですが。クイズコーナーをしても、懇親会中なので、議論に熱中して参加しない人もいるので、全員が参加できるものも、という考えです。

全国からお客さんがやってくるので、それなりのクオリティにしたいし、地元ネタにしたい、でも設問がマニアックすぎても盛り上がりに欠ける、ということで悩みました。

よくこの日記に出てきますが「思考訓練」です。この場合、数値での答え、ネットに回答は無い、地元にちなんでいる、マニアックすぎない、という条件です。でも、これを、論理的に答えられるかというと、難しい。問題は3問あり、うどんという統一テーマにしました。この設問と、他の設問のどっちを先に作ったのか覚えていませんが、少なくとも先にうどんというテーマありきだったように思います。

ひとつヒントになるとしたら、アメリカ横断ウルトラクイズの1問目の〇×問題、でしょうか。「(アメリカの国旗にちなんだマニアックな指標の)AとBについて、Aの方が大きい。〇か×か?」というものだったかと思います。結局のところ、数値がわからないといけないような内容が多かったと思います。


10年以上前になると思いますが、私の大学同期の結婚式二次会のイベントを企画し、冒頭の全員参加のクイズで、数値を答えさせるものとしました。そのときも、考えに考え抜いたのが、新郎の方は山登りが好きで、新婦も山が好きでは無いが連れられていったことがある程度だったようなので、それにちなんで、

「それぞれ日本百名山を制覇した標高を合計すると何メートル?」

答えは忘れてしまいましたが、1000~100万ぐらいまで、分散した答えが返ってきたのを覚えています。主催者としては、しめしめ、と。

フェルミ推定というのかわかりませんが、日本百名山の標高の平均値は有効数字1桁として、2000mとして、新郎の方は高校・大学で30山ぐらいで、新婦はほとんど登っていないので、合計30山。よって、60000m位でしょうか。


正確な答えはネットで調べても載っていないし、かといって、全く想像がつかないのも考える方としては面白くない。新郎の友人は、高校山岳部の仲間が多数来ていて、楽しんで回答してくれていたと思います。そういう、明るくなる問題を目指しました。


で、考えに考え抜いたのが、うどん1玉のうどんの長さの総延長。だれも答えを知りませんし、ざっと調べても、答えは載っていない。

過去に、うどんの引張試験をした、という科学的なデータが掲載された記事があることは知っているのですが、そういう専門誌には表題の答えがあるのかもしれませんが。


以下、私の個人のページの方に掲載したので、リンクだけ張っておきます。


うどんの長さ-科学の缶詰~さぬき科学缶~



2015年9月18日金曜日

自彊塾の開設

本日、19時から2時間、自彊塾(じきょうじゅく)の第1回ミーティングを開催した。

自彊(じきょう)とは、「自ら努め励むこと」の意味で、香川高専のスローガンの1つである。

先日、長岡技術科学大学の先生から、VOS塾に関する講演を戴き、それに触発されて、真似して作ったものである。VOSとは長岡技科大の3本柱 Vitality Originality Services の頭文字であり、長岡技科大を象徴するキーワードのようである。科研に申請するために、徹底的に議論してよい申請書を作るための研鑽の場、ということであった。学科の違うメンバーが集まり、徹底的に批判することで、ブラッシュアップを図るという、とても怖い塾である。この取り組みが成果を上げているというPRだったが、まさにそうだと思う。合宿も行うという。ネットで検索すると、その迫力は伝わってくるので、そちらに譲る。

あの講演を聞いて、動かないわけにはいかないと考えて、とりあえず身近なメンバーに声をかけて開催した。今回はメンバーの都合で2人のみであったが、お互いの1枚メモを説明、質問することで、現状の足りなさを痛感したり、新たな視点など得ることができた。科研に限らず、これは続けていくべきだろう。

良い緊張感。これを自ら課さないと。

2015年9月17日木曜日

見守られている

9月14日より、5日間の出張が続いています。瀬戸内なので、うち2回は家に戻ってきます。

9月14日-15日は、山口県への出張。山口県でのコンクリートの品質確保に関連して、土木学会のコンクリートの品質確保小委員会の幹事として携わらせていただいていますが、今回は特別な出張でした。

縁があって、香川県内のとある建設業の組合の方々に対して、コンクリートの品質確保の講習会を開催することが先月決まりました。私が香川県に赴任して2年半が経過しますが、こういった取組みをすべくずっと手探りで動いてきたことが、ひとつの形として実現することになります。とはいえ、実際に動いていただいたのは組合の方であり、私はそのきっかけに過ぎません。今回、呼びかけに応じて、香川県の組合の7名の方が、9月14-15日に1泊で山口県の講習会・現場視察に来ていただきました。お金と時間を掛けていただけたのは、本当に貴重なことです。山口まで実際に足を運んでいただかないとわからないものはあり、その実行力に敬意を表します。高松での講習会の日程は11月28日(土)。これから2ヶ月、ベストを尽くすべく、頑張ります。

委員会のコアメンバー、山口県の皆様には、この企画に対してサポートをいただけることで、感謝しています。いくら頑張っても一人でできることには限りがあり、こうやってお互い助け合うことで、成り立つのだと実感しています。私も貢献できるよう、まずは香川の地で経験を積むことかと思います。

16-18日は、岡山大学で行われている土木学会全国大会です。初日は座長の業務のみで夜は若手懇親会。2日目は自分の発表、学生の発表、午後は鋼構造委員会でした。今日の発表を終えた際、とある方が声を掛けてくれました。私が横浜国大時代にお世話になった方で、香川に戻ってからお会いしていないので、数年ぶりです。声を掛けていただいた際に、2日間の私の姿を見て、「横浜にいたときよりも生き生きとしているのが伝わってきた」とお褒めの言葉を戴きました。私はそれを聞いてとても嬉しく感じました。横浜時代はどれだけだったのか、ということは置いておいて、現在香川県では、成果に満足はできないものの、半ば強制的に公的な立場に入れていただいたり、自分から進んで開拓していったり、色々な試みをしているのは確かです。ポジティブな影響範囲を広げたい、と活動しようと動いているのは確かなので、文字通りお褒めの言葉と受け取りたいと思います。もちろん、その陰には、激励の意味も込めてのことと思われますが、見ていただけていることに感謝しています。

現在、2日目が終わったところですが、土木学会年次大会では、久しぶりにお会いする方と多数お話ができました。そういうつながりをキープするために、主要な学会にはきちんと出席することは大事だなと改めて感じました。

初日の夜は、コンクリート系の若手懇親会でした。今年は39歳なので、対象者は40以下のため、厳密には来年もあるかもしれませんが、シニアの懇志会も40以上ということで参加資格が得られるため、来年はそちらに行くことと思います。よって、若手会は今年で卒業になります。その場でも複数の方から、私のブログを見ています、とのコメントを戴きました。フェイスブックの単文コメントで満足して、ブログに記事にしていないことは多く、更新が途絶えているのは申し訳ありません。また、本日の別の懇親会でも、情報発信が足りないとのお叱りも受けましたが、これも期待してくださっている裏返しだと思い、頑張っていこうと改めて思いました。ということで、懇親会終了後の電車の中でこの原稿を書いています。

明日もマリンライナーで海を渡り、岡山です。午前中に示方書改訂委員会WGに出席し、午後は高専に戻り、夕方からコンクリート打ち込みの予定です。

たまりにたまって、遅くなっている業務は、空き時間を作りながら徐々にリカバリーしているので、先方には申し訳ない気持ちでいっぱいですが、精一杯頑張ります。



2015年9月8日火曜日

道路の日本史

6月に購入してから時間がかかったが、道路の日本史を読み終えた。

道路の日本史 - 古代駅路から高速道路へ (中公新書)道路の日本史 - 古代駅路から高速道路へ (中公新書)
武部 健一

中央公論新社 2015-05-22
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著者の武部氏は、日本道路公団東京建設局長、参与等を経験され、多数の書籍を執筆されている方である。実はまだ読んだことは無いのだが、「道のはなし」等は、図書館の土木系書架に必ずある本で、現在も書店の専門書コーナーには並んでいたと思う。

道路にまつわる日本の通史が、程よい分量で書かれている。私は受け持っていないが土木史の講義資料としても使えそうな話題が多く参考になった。何かの講演等でも使えそうである。


最後の方に、昭和43年に起きた飛騨川バス転落事故の話が掲載されていた。観光バス15台が連なっている中、大雨による道路の崩壊で、2台が川に転落し、104名が亡くなるという事故・災害である。バス事故の詳細はWikipediaのリンクを参照していただくとして、壮絶な事故であるとともに、その後の捜索、救出のためにダムの放流を止めて川を止めるなど、とんでもない大プロジェクトが行われていた。こちらのWikiの説明はとても長い文章だが必読である。

著者によると、この事故は道路管理者が自然災害に対しての考え、対応を180度転換させるきっかけとなった。危険防護施設の建設にのみならず、異常気象で道路の安全が担保されないときには通行止めも行うようになった、という転換点になったようである。

その後の技術を発展させたいくつかの技術史上の事故というものは多数あり、鉄道でいえば桜木町事故、道路トンネルでいえば日本坂トンネル火災事故、などあるが、まさにそれに匹敵するものであろう。これまで知らなかった。


香川県の名士、大久保 諶之丞(おおくぼ じんのじょう)についてもページを割いている。郷土に対してこのような貢献があったとは、Wikipediaでは記述が少なかったため気づかなかった。とりあえず、Wikiで紹介されている参考文献「蒼天に架ける」は勉強しておこう。ただし、Amazonの中古にもないので、図書館の郷土資料コーナーであろうか。
念のために調べると、高松の出版社から出しているようなので、あまり全国には出回っていないようである。後で問い合わせてみたい。 http://www.bikohsha.co.jp


元日本道路公団の方で、戦後復興の道路整備という時代を経験された著者だから語れるエピソードも多く、土木技術者の気概、誇りも随所に読み取れる。

東名高速道路と中央高速道路の路線の決め方も興味深い。初案は南アルプスを突き抜けるルートだったとは。

夏休みに実際に利用した滋賀県の多賀サービスエリアは、丹下健三が設計したというのもこの書籍で知ったが、上下線からアクセスできる店舗を計画したものの法律等の各種制約から断念せざるを得ず、その名残として、上下線を結ぶ歩道橋が建設されていた、とは。訪れる前に読んでおきたかった。グーグルマップからの多賀サービスエリア


この本は、学生にも読ませたいし、私の講義のための資料集としても活躍するだろう。

20年前から目にしたことのある著者の書籍(道のはなし 等)は今後順に読んでいきたい。当時の興味から、今は格段にアンテナが広がっているので、多くのことをキャッチできるだろう。


著者を調べている中で見つけたリンク。何に使えるかわからないがメモしておく。
日本の道の歴史検索システム

もう一つメモ。
ルーヴル美術館所蔵
ヴェルネ作
大道路の建設

2015年9月4日金曜日

レーザーポインター

レーザーポインタをよく使う。

授業ではスライドは使わないのであるが、橋梁やトンネルの現場での指し示し、および、会議でのスライド説明の時である。

視認性からグリーンがよいのは明らかであるが、以前は高かった。今は安価なものもでてきている。

そこで問題なのは、こういった製品は、たとえ大手メーカー品であっても当たり外れが多いことである。


次のような観点を見いだした。


1)単4電池を使っていること。

輸入品は単5を使っているものも多いが、小型化という観点と、もう一つは(要出典)海外では単5の入手がしやすいという点のようである。しかし日本では、単3、単4は簡単に手に入るが、単5はそうでもない。ということで、単5は明らかに却下。

2)安定して流通するメーカー品であること

もちろん輸入品でも良いもの、ニーズに合うものは合うだろうが、追加購入をすることを考えると少なくとも日本メーカーのものとして販売されているものが望ましい。

3)ポインタの形

・の他、○、-など切り替わるものを初回は買った。コクヨの製品で、決して安くはなかった。しかしその切り替えが先端をくるくる回すもので、致命的なのは、その切り替え時にクリック感が殆どなかったこと。簡単に変な場所に移動し、その時に光量が小さくなる。

物事の設計で良くないのは、不具合が起きたときにそれが不具合であることを認識できないことである。物事が壊れる、壊れない、というのは極論すると余り問題ではない。人間でも、失敗することはいいけれども、失敗したときに正直に報告するかしないか、のところが問題となることが多い。それと一緒で、レーザーポインタも、仮に変なモードになったときに、「おかしい」ことがわかればよいのだが、当該製品は光量が弱い状態が存在してしまうため、使用者はこんなものかと思ってしまう。あるシンポジウムの際に私が会場用として用意して失敗したことがあるので、以後、廻らないようにテープで固定している(わかりやすく言うと、高価な回転式のレーザーポインタを、テープで固定するって、ワイルドだぜいっ)。

よって、クリック感の無い切り替え式があるくらいなら、ポインタ形状は変わらない方がまし。結局は、テープで固定して・の形であってもグリーンレーザーであれば、見え方はハッキリしているので、特に支障が無かったのである。

4)ボタンのクリック感

1台目は、ボタンがシリコンか何かの樹脂製で軟らかくて当たりは良いのだが、カバンに入れていたら中で点灯していたことがあり、電池消耗が激しかった。最低限のクリック感が必要となる。

ただし、昔に購入したもの(今は壊れて存在しない)は、クリック感はあるのだが、ボタンが小さい金属の丸形で、5分も使っていたら、指が痛くてたまらなかった。これも本末転倒。

ということで、適当な硬さが必要である。これは、実際に触ってみないことにはわからない。

5)ストラップホール

あった方が無くしにくいし、現場でも重宝かな、と思っていたが、後述する現状でベストの製品は、残念ながら付いていない。

あれば良いが、1)~4)を凌駕するものではない、という程度。


ということで、今年になってトライしたものが、良かった。

サンワサプライ LP-G350である。
でも、ホームページをトップページから行くと情報はでてこない。
http://www.sanwa.co.jp/product/peripheral/laser-presen/index.html

でも、検索で調べていたら、その製品はサンワサプライに存在するし、実際購入もできる。私は、ネットの検索で探していたので、そういうことができた。これはまさに有名老舗のまかない料理である。常連には出してもらえる。
http://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=LP-G350

高専で通常業者から購入すると、約6500円であった。


検索で色々見ていると、実は、他社製品のOEMらしいことが分かった。まあ、サンワサプライは、もともとそういう感じの製品が多いが。

驚いたのは、OEMでないオリジナル製品は、製品型番がそのまま、ハイフンだけとれた LPG350だった。
これならラベルを貼り替える必要もないし、もともと購入したときには、説明書以外にパッケージにも本体にもサンワサプライの名前が入っていないし、そのハイフンすら入っていない。手持ちの私のポインタには、サンワサプライである、という痕跡は一切残っていない。

東京磁石工業 LPG350

そのものである。

サンワサプライなのか、東京磁石工業なのか分からないが、ネットの最安値は送料込みで5000円ぐらいであった。



本製品は気に入ったので、複数メンバーの現場調査のために必要なので、これから複数追加購入を予定している。


レーザーポインタを語らせたら右に出るものはいない、かなと思う。以上、久々の「逸品」紹介を終わる。


先日、岩手県の現場で、トンネル現場の現場代理人が、緑色の太いレーザー光が出る装置で説明をしていてわかりやすかった。これは、トンネルの指示のための専用の道具かと思って聞いたところ、アジアの某国製のレーザーポインタだ、ということしかわからなかった。太い光というのは、日本の基準を満たしているのかいないのか。そもそも、そういう太い光というジャンルがあるのか。怖いのは、光軸がぶれて、光が散乱して点が太くなっている、だけだったりして。さもありなん。レーザーポインタ道を極めるには道半ば。

2015年9月3日木曜日

橋のコンテストのメモ

橋を題材にしたコンテストについてメモしておく。


新聞・紙
新聞紙で作る高速道路“橋”コンテスト(NEXCO中日本)
ペーパーブリッジ
ペーパーブリッジ その2

鋼材
Japan Steel Bridge Competition

パスタ(簡単なので、授業などで行われる)
実施例1 東京大学
実施例2 サイバネットシステム(解析)
実施例3 
Spaghetti bridge(Wikipedia) ここまで来ると芸術!

割り箸
割り箸ブリッジ

つまようじ
つまようじブリッジコンテスト

そう来たら、おしぼりブリッジ、箸袋ブリッジがありそう
あった(笑)

ストロー
ストローブリッジ

ねんど
秋田大学に脱帽

レゴ
東京工業大学 岩波研 オーソドックスだが、思いつかなかった。


レンガアーチ (オープンキャンパスなどで見かける)
→木をつかったものも多い

積み木
カプラブリッジ(カプラとは積み木の商品名)

うどん
林研究室(準備中、まだ公開できる情報なし)

毎年テーマが変わる
高専デザコン 構造デザイン部門 2015年度は銅線を使った橋

コンクリートカヌー
コンクリートカヌー
ミニカヌー(東工大の学生実験)

コンクリートの強度
コンクリート甲子園
キングオブコンクリート

秋田大学のページは、このページ同様に、色々な材料を使った橋コンテストのリンク集もありました。脱帽です。敬意を表します。



2015年9月1日火曜日

噴火・土砂災害のメモ

昨日、プレストレストコンクリート工学会のシンポジウム「津波防災のためのPC構造物の可能性を探る」に参加・発表してきた。当委員会は私も委員として入っているが、実質貢献できていない。さて、その中での発表や基調講演を聴いて、土木としてきちんと「災害」のことを頭に入れておくべきと改めて感じた。土木の役割の1つに、ありとあらゆる災害に対応する、というものがある。河川専門だから自身のことは知らない、では済まされない。少なくとも土木技術者として、教員として、全ての災害について少なくとも知識の上で体系化しておく必要があるだろう。大学時代に、授業としては体系的に砂防については受けていない、と思っている。しかし、社会に出てからも日々勉強であり、自分で行わなければならない。


砂防は世界に誇る日本の技術である、という話を複数の筋から聞いたことがある。急峻な山々、山地に迫る住宅開発、多数の火山など、日本には数多くの土砂災害リスクがあるが、体系的に勉強をしたことがない。

最近、河川の河床洗掘による被害を香川県で複数例知り、そちらの勉強も始めていたところである。両者は若干異なるが、橋梁・コンクリート構造物の範疇を若干離れるが関係はしているという意味では似たような立ち位置にある。

砂防ダムの建設は、香川県でも多数行われている。今年になって近くの砂防ダムをたまたま見学する機会があり、知らないことだらけであることに気づいた。これから勉強を開始することとする。

2014年の広島の土砂災害、御嶽山の噴火、2015年口永良部島など、枚挙に暇がない。

ざっとネットで調べただけでもいくつかの情報を得て、整理し切れていないため、まずはリンクなどを保存しておくこととする。


◆土砂災害防止広報センター の活動





災害学習お役立ちページ(その通り、役に立ちそう)

非売品であるが、次の書籍がよく出てくる。ただし、国会図書館など大学opacなどに蔵書がない。

碑文が語る土砂災害との闘いの歴史、砂防法施行百年記念、砂防広報センター、1998年発行、357ページ

石碑の語る治水・利水・災害の歴史


四国災害アーカイブスの中での、砂防に関する情報



◆土砂災害に関する小説


柳田国男「空白の天気図」

新田次郎「怒る富士」

広瀬弘忠「人はなぜ逃げおくれるのか」

◆その他



◆T先生からの情報

砂防と治山がある
砂防学会があり、学会誌もある

ブログの移動(に近いもの)

表現活動の主体をnoteに移行しました。時間をかけた論考などはnoteに集約するようにします。こちらのブログはアーカイブとして残しますが、過去に力を入れた執筆したものは、再編集してnoteに投稿することもあります。 https://note.com/hayakazuh このブログ...