2015年9月17日木曜日

見守られている

9月14日より、5日間の出張が続いています。瀬戸内なので、うち2回は家に戻ってきます。

9月14日-15日は、山口県への出張。山口県でのコンクリートの品質確保に関連して、土木学会のコンクリートの品質確保小委員会の幹事として携わらせていただいていますが、今回は特別な出張でした。

縁があって、香川県内のとある建設業の組合の方々に対して、コンクリートの品質確保の講習会を開催することが先月決まりました。私が香川県に赴任して2年半が経過しますが、こういった取組みをすべくずっと手探りで動いてきたことが、ひとつの形として実現することになります。とはいえ、実際に動いていただいたのは組合の方であり、私はそのきっかけに過ぎません。今回、呼びかけに応じて、香川県の組合の7名の方が、9月14-15日に1泊で山口県の講習会・現場視察に来ていただきました。お金と時間を掛けていただけたのは、本当に貴重なことです。山口まで実際に足を運んでいただかないとわからないものはあり、その実行力に敬意を表します。高松での講習会の日程は11月28日(土)。これから2ヶ月、ベストを尽くすべく、頑張ります。

委員会のコアメンバー、山口県の皆様には、この企画に対してサポートをいただけることで、感謝しています。いくら頑張っても一人でできることには限りがあり、こうやってお互い助け合うことで、成り立つのだと実感しています。私も貢献できるよう、まずは香川の地で経験を積むことかと思います。

16-18日は、岡山大学で行われている土木学会全国大会です。初日は座長の業務のみで夜は若手懇親会。2日目は自分の発表、学生の発表、午後は鋼構造委員会でした。今日の発表を終えた際、とある方が声を掛けてくれました。私が横浜国大時代にお世話になった方で、香川に戻ってからお会いしていないので、数年ぶりです。声を掛けていただいた際に、2日間の私の姿を見て、「横浜にいたときよりも生き生きとしているのが伝わってきた」とお褒めの言葉を戴きました。私はそれを聞いてとても嬉しく感じました。横浜時代はどれだけだったのか、ということは置いておいて、現在香川県では、成果に満足はできないものの、半ば強制的に公的な立場に入れていただいたり、自分から進んで開拓していったり、色々な試みをしているのは確かです。ポジティブな影響範囲を広げたい、と活動しようと動いているのは確かなので、文字通りお褒めの言葉と受け取りたいと思います。もちろん、その陰には、激励の意味も込めてのことと思われますが、見ていただけていることに感謝しています。

現在、2日目が終わったところですが、土木学会年次大会では、久しぶりにお会いする方と多数お話ができました。そういうつながりをキープするために、主要な学会にはきちんと出席することは大事だなと改めて感じました。

初日の夜は、コンクリート系の若手懇親会でした。今年は39歳なので、対象者は40以下のため、厳密には来年もあるかもしれませんが、シニアの懇志会も40以上ということで参加資格が得られるため、来年はそちらに行くことと思います。よって、若手会は今年で卒業になります。その場でも複数の方から、私のブログを見ています、とのコメントを戴きました。フェイスブックの単文コメントで満足して、ブログに記事にしていないことは多く、更新が途絶えているのは申し訳ありません。また、本日の別の懇親会でも、情報発信が足りないとのお叱りも受けましたが、これも期待してくださっている裏返しだと思い、頑張っていこうと改めて思いました。ということで、懇親会終了後の電車の中でこの原稿を書いています。

明日もマリンライナーで海を渡り、岡山です。午前中に示方書改訂委員会WGに出席し、午後は高専に戻り、夕方からコンクリート打ち込みの予定です。

たまりにたまって、遅くなっている業務は、空き時間を作りながら徐々にリカバリーしているので、先方には申し訳ない気持ちでいっぱいですが、精一杯頑張ります。



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