2016年9月28日水曜日

実験室の片付け

本日は、学科の材料実験室に関係するエリアの大掃除であった。教員も大きく交代しており、研究内容も変わっているため、とにかく不要なものを整理した。

前回のブログにも引き続き、前夜の雨、夕方からの雨の狭間に、良い天気で作業ができたことに感謝している。

木材、金属など、廃棄物がトラック4台、という非常に大きなボリュームで大変だったが、お陰ですっきりした。手伝っていただいた学生約20名には改めて感謝申し上げる。

場所は金である。不要なものを保管していても、目に見える金銭的な損失はなくても、場所が使えなくなるという損失があり、むしろその方がたちが悪い。終了時に学生に言ったことは、今回手伝ってもらった謝金はないものの、その結果として場所が増えて、研究に必要な作業ができることが、メリットでありお金に代えがたい貴重なものであると。

同じ観点で、この春~夏にかけて、3年過ごした研究室を強制的に移転したことは、不要な書類を廃棄するきっかけになってとても良かった。増え続ける書籍をどうするかは、新しい場所でも課題ではあるが、その心は忘れないようにしたい。

コンクリート系では学科最年長になってしまったので、その辺の舵取りも私にかかっている。学科共通スペースについても、よい実験室や研究環境を構築していきたい。

支承についての書籍

2016年5月に発刊された、土木学会の書籍「道路橋支承部の点検・診断・維持管理技術」を購入して、ざっと目を通してみた。

様々な構造の詳細、分解図(構成図)が示されていること、そして東日本大震災での被害も丁寧に分析されている、という観点で、非常に参考になった。

支承の構造について、学校で習うことは少ないとは思うが、設計業務に携わらない限り、そのままではないだろうか。

東日本大震災での津波で被害を受けた橋梁の調査に参加した際に、壊れて吹き飛んだ後の状況から、元の支承の構造を推定することは、知識が無い身にとっては困難を極めた。その時に色々な文献を読んだり、コンサルタントの方にお聞きする中で、自分なりに構造の実務をイメージとしてつかむことができた。

そんな中、昨年度、地元においてある構造的な被害を受けた橋梁の安全性をチェックすることとなり、その時の知識が役に立った。

今回は、ざっと見た限りであるが、資料集としては支承に関して秀逸なものであろうと思っている。

地震ではなく、環境や材料的な劣化に対しても、支承の腐食などを診断するには、構造を十分に把握する必要があるだろう。さらにいえば、施工のこともわかっておいた方が、劣化の診断には良い。

本書籍は、鋼構造シリーズということで、普段目にするコンクリート委員会の書籍とは異なるが、是非お薦めしたい。

2016年9月27日火曜日

雨の合間に

先週土曜日は、子ども2人が通う小学校の運動会。その週は台風が上陸するなど、雨が多く、ずっと雨が続いていたが、当日は日に焼けるほど良い天気になってくれた。翌日は午後から雨で、別の学校では運動会が午後から中止になったところもあったようで、本当に運が良かった。

四国の水がめ、早明浦ダムも貯水率が台風前の40%台から、今は100%まで回復してくれて、結果オーライだった。

本日は、2ヶ月前から計画していた、4年生向けの現場見学会であったが、良く晴れてくれた。見学時は、日焼けしそうなコンクリートの照り返しとなるほど、良い見学日和であった。しかし早速夜から雨が降り始めたので、本当に、良いタイミングだった。

見学会の感想も概ね肯定的で、インターンシップで体験したことの反省も踏まえて、学生は感じることが多かったのではないか。来週から後期の授業も始まるこの段階で、気持ちの良い見学会が実施できて良かった。

明日は実験室周りの大掃除日で、3研究室合同で行うのだが、現時点で雨で、予報も雨。3匹目のどじょうはいなかった・・・。公用車のトラックを借りて、一気にゴミを運搬する予定だったのだが。何はともあれ、成果に期待したい。

心から楽しいと思うこと

久し振りとなる前回のブログ書き込みが500件目だったことに気づく。

前回ブログに書いたが、9月に入りやっと自分がやるべきことに向き合えるようになってきており、遅ればせながら、色々なプロジェクトについて仕切り直しをしている。と書くと、それぞれのプロジェクトに担当の方はいるわけで、遅れている中、なかなかこれが書きにくかった。

いくつかの委員会に参加、いくつかのプロジェクトの発案をしているが、ここの所だいぶ停滞していた。ここに来て、一気に仕切り直しをしようと慌てて動いているところもあるが、今思うのは、「楽しい」ということである。

委員会によっては、外的な理由で入ることになったものもあるが、実際に活動していくと、色々な縁もあり、または入ってから興味を持ち始めたものもある。今まで、コンクリートの品質確保、維持管理、等の活動をしてきたことが、実は大きな視点で見ると全て繋がっていた、というのを実感しており、それぞれの活動を行うことが全てにおいてプラスになっていて、それを行うことが心から楽しい、やりがいがある、と思えるようになっている。

別のプロジェクトでは、高専デザインコンペティションの指導も行っているが、構造部門だけでなく、創造デザイン部門の指導も今年初めて担当した。そのテーマは「地方創生」ということで、今のコンクリートの品質確保についての取り組みも、地元でどうやって活力を持ってやっていくか、ということが骨子なので、結局は同じ取り組みであることに気づいた。

ということで、最近相変わらず成果は出ていないが、確実にタネはまいており、そのタネも若干発芽が始まったような状況である。

2016年9月14日水曜日

一輪車を降りて

前回のブログで、授業に追われて慌てふためいた様子を、自分で一輪車操業と言っていたが、とりあえず、前期を終えて、8月下旬に成績も確定して、何とか一段落している。以前は1分単位のスケジュールで動いていたのが、今は10分単位のスケジュールで動いている感覚である。

もちろん、前期に先延ばしになっていた業務を(学生の)夏休み期間に行うことで、しわ寄せというかその余波はあるものの、学会等に出られるようになってきたのもあり、色々と立ち止まって考える余裕が出てきた。

8月末に、山口県の講習会の参加および、土木学会229委員会に参加した。全国各地の品質確保の取り組みをこれでもか、と見ていると、この1年間の私の地元での動きはどうだったのかと反省するばかりである。若干タネもまいているという思いもあるが、もっとできることはあるはず。その思いを新たにした(それだけではイカンのだが、それは後項目で書こう)。


先週、土木学会全国大会in仙台において3日間の全行程に参加した。1日目と3日目は学生の発表があったため、私を含め3名が前日入りで参加した。

悪い予想は当たるもので、K大学で実施させていただいていた繰返し載荷実験が途中で止まるなどしたため、そのリカバリーのために、仙台へ出発する当日も作業をする必要が出たため、出発時刻を繰下げ実験作業をすることとなったが、元々飛行機はやめて新幹線にしていたお陰で、柔軟に対応することができた。実験も何とかスタートでき、変更した新幹線にもぎりぎり乗ることができた。巨大な台風も迫っていたことで、結果オーライ。

仙台までは全てJRで移動したので、高松からは、6時間強かかったが、溜まっていた仕事を片付けたり、殆どできていなかった読書に費やすことができた。

土木学会では、毎年恒例の、初日の夜にあるコンクリート研究者の集い(40歳以上)に参加する資格を得た。洗礼というか、新規参加者は全員の前でスピーチをする、ということであったが、何とかクリア。そのような懇親会や、高専のOBの方とお会いしたり、仙台で働いている大学土木の同期と飲んだり、久しぶりにリフレッシュして、振り返ることができたように思う。

その初対面のOBの方から、今回お会いするずっと前に、たまたま私のブログを紹介されたとのことで、読んでいただいたということをお聞きした。この半年、全く更新していなかったのは、上記の精神的な余裕がないこと、であったが、やっぱりアウトプットしないと自分もフラストレーションが溜まるし、地方にいて実践しようとしていることに共感を持って戴く方はゼロではないのでその方々に対しても、そして自分に対しても、書くことは大切だと本当に身にしみた。

もう後期のスタートも迫っては来ているが、まずはレスポンスを早くすることを目標にカイゼンを意識している。

とりとめも無くなったのでここで終わる。