2017年8月31日木曜日

高専のネットワーク形成の仕組み作り

高専における、社会基盤構造物の維持管理『等』に関する研究者ネットワークが必要であり、たまたま色々な取組みの点と点とが繋がってきたので、勢いに任せてホームページを作りました。

(仮称)インフラ高専ネットワーク ホームページ
https://sites.google.com/site/infrakosen/







若干、ホームページ(に書いた私の文章)から引用・改変します。

安心安全で持続可能な社会基盤構造物の建設、維持管理を日本全国津々浦々で行うことが求められています。地域に貢献する実践技術者を養成する高等専門学校(高専)において、土木工学・建築学の学科を有する高専は日本全国に35億、いや35校あり、これらが連携して地域の課題に対処する必要があります。個々の教員の頑張りだけでなく、全国の教員が連携して地域実践、教育に携わることで、これまで以上の活躍の場が広がると考えて、ネットワークを構築することにしました。

私たちは、コンクリート構造・鋼構造、土木工学・建築学などの垣根を越えて、これらの課題に取り組みます。

(略)

新設構造物と維持管理の連携、鋼とコンクリートの連携、土木と建築の連携、高専間の連携、大学と高専の連携、ベテラン教員と若手教員の連携、の必要性を再確認しました。

地域貢献のための情報交換だけでなく、高専ならではの、授業・学生実験の実施方法、研究室の運営方法、などの情報交換も、教員の教育研究の質を高めるのに必要です。私自身、色々な環境や立場に育ててもらいました。40歳を超えた今、若手でありながらも、逆に私が若手を育てる立場にもなってきました。

担い手不足という言葉は、高専教員にも言えるかもしれません。1つの学校の建設系学科の中だけで育てるのは厳しいかもしれません。大抵、建設系の学科では、コンクリート系であれば1人ないし、2人(ベテランと若手)の教員でなり立っていると思います。

人との交流、人を育てる場、活躍できる場、を作っていきたいと思います。

ホームページはまだ粗々ですが、とにかく身のある交流を行っていきたいと思います。


ロゴマークというか、上記のデザインは、急場しのぎで考えて作りました。絵の具の青色と黄色が混ざって緑色になる、というシンプルな発想から来ています。高専のKも入れて。

四国のコンクリートの品質確保のページ

8/31追記:
これが、四国におけるコンクリートの品質・耐久性確保のホームページです。

https://sites.google.com/site/shikokuconcrete/


8/22執筆(旧):
これから作りますので、これからリンクを貼ります。

2017年8月30日水曜日

観光施設の音声案内のスマホアプリ化

観光施設での音声ガイド(イヤホン形や、携帯電話形の音声案内)は利用したことがあるだろう。数字ボタンを押したら音声が流れるやつ。特に、海外に行って、日本語音声ガイドがあったりすると重宝する。たまに、海外で借りた音声案内の声が、有名な日本の俳優だったりして、驚いたり。

ただし、専用のハードウェアを利用し、さらに、料金はプラス500円程度。特に美術館や有名企画展などでは、解説がないとわかりづらいため、私は日本でも比較的利用する方だが、周囲を見渡すと必ずしも利用されているわけではない。逆に人気の企画展では、ハードウェアが貸出し状態で、利用できない場合もある。

お盆に京都を訪れてふと思ったが、これこそ、スマホのアプリで解決できないか。各観光施設毎にアプリ開発ではなく、誰かが共通のフォーマットを作る。うかうかしていたら、グーグルさんが作って、日本のシェアを奪われるかもしれない。

1)アプリは共通フォーマットとする。
2)各観光施設は、番号札の設置および、最低限日本語のテキストを用意する。→しゃべる音声はデジタル音声へ、各国への翻訳は自動。
3)価格は100~200円ぐらいに留め、ワンタイムのパスワードを付与し、1回入力したら二度と使えないようにする。

有名人のアナウンス音声、バックに流れる曲など、こだわりたい観光施設は、そうすれば良いし、最低限協力したい所は、最低限で良い。

例えば、現在利用率1%で500円の価格も、100円に下げたら利用率が10%になれば2倍の売り上げ。しかも、テキストファイルを修正すればその都度、最新の情報になる。
番号札が設置できるのは施設管理者の特権。

もし、うかうかして、それを怠ったら、グーグルさんに、番号札がなくても、GPSと画像認識で、展示物の場所が特定されて、そういうフリーまたは、グーグルに課金されるアプリになって、観光施設の有料音声案内が敬遠されるという悪循環になることでしょう。

絶対に元が取れると思うので、是非、日本のメーカー、開発をお願いします。

と思った、この夏。

既に存在して、特許が取られていたら、私の調べ不足ということでご容赦を。でも、普及はしていないので、それは何故だろう。

【PR】高松の海を題材とした絵画・写真コンテスト

平成29 年度「海と日本プロジェクトin たかまつ」絵画・写真コンテスト募集要項(pdfファイルへリンク)

8/31の締切りまで2日ですが、改めてご案内まで。リンク先は、募集要項のpdfファイルですので、興味がある方はクリックを。

1.趣 旨
高松の海を利活用することをテーマとした啓発活動「海と日本プロジェクトinたかまつ」の一環として絵画・写真を広く募集し、その中から選考した優秀な作品を公表することにより、市民の皆様に対し海への親しみと理解、そして利活用の啓発に繋げることを目的としています。
2.主 催
海と日本プロジェクトin たかまつ実行委員会、(公財)日本セーリング連盟
3.後 援
高松市、高松市教育委員会、香川県ヨット連盟
4.協 力
B&G 高松海洋クラブ、B&G 池田海洋クラブ
5.応募部門
(1) 絵画 小学生の部
(2) 絵画 中学生の部
(3) 絵画 高校・一般の部
(4) 写真の部
6.応募作品・テーマ
(1) 絵画
イ B3判(横364mm×縦515mm)又はいわゆる四つ切り(横382mm×縦542mm)を利用し、それに満たない作品はB3判又は四つ切りの大きさの台紙に貼付してください。油絵の場合は、12号以下とし額縁は付けないでください。
ロ 彩色及び画材は自由とします。
ハ コンピューターで作画した作品を応募される場合は、他の作品をコピーした部分が含まれているものは不可とします。オリジナル作品を応募してください。
(2)写真
イ フイルムカメラの場合は、キャビネ版(2L版可)にカラープリント(モノクロは不可)してください。
ロ デジタルカメラの場合は、A4判以上の写真用紙にカラープリントしてください。またコンピューターでの画像処理は認めません。
ハ 入賞作品は、入賞通知を受け次第、電子媒体により提出していただきますので、それまで紛失しないようお願いします。
(3)テーマ
絵画・写真共に「サンポート周辺の海」と「ヨット」の両方を描いてください。
以下、略。

2017年8月27日日曜日

青山 士 と大河津分水改修

新潟県燕市にある信濃川大河津分水(信濃川大河津資料館)を見学するに先だって、大河津分水の改修といえば「青山 士(あきら)」と思い、関係する書籍を事前に読んだ。

技師 青山士 その精神の軌跡
高崎哲朗著
鹿島出版会

日本人技術者として唯一、パナマ運河の建設に携わった技術者であり、帰国後、荒川放水路開削、鬼怒川改修に携わり、信濃川へ。

完成された際に設置された碑には、
「萬象ニ天意ヲ覚(サト)ル者ハ幸ナリ」
「人類ノ為メ 國ノ為メ」
(ともに 大河津分水記念碑。)



大河津分水の歴史はこちら(資料館HP)

内村鑑三を師と仰ぎながら、国のために尽くす。内村の思想を土木技術者として体現した人であった。

以下は、内村の言葉(後世への最大遺物)であるが、ジョン・ハーシェルの言葉を引用している。
「I wish to leave this world better than I was born.」

カーライルの言葉を引用。「国を救わんとし、社会を空く何とするが如きは愚人の業である。私はまず目下の責任を尽くさんのみ。」


昭和6年完成の大河津分水の改修に際しては、実は、当時若手の宮本武之輔が担当しており、技術的な話は彼に関する本を読むべきであろう。買っただけでまだ読めていないため、優先順位を上げねば。

さらに、それ以前の、元々の大河津分水(日本海へショートカット)自体が、1868(明治元)年から何度も計画、中止されながらも、最終的に13年かけて1922(対象11年)年に完成させた工事についても、きちんと認識できていなかった。

資料館の見学、分水の堰の見学の後に、日本海まで大河津分水自体を車でI先生のアテンドで見学した。単に平野に人工河川を掘っているのかと思いきや、ひとつ大きな山も越えて開削した難工事であったことを知る。手掘りで行っているときには何度も中断し、最終的に重機を使って完成している。



私の所属する高専においても、カリキュラム変更で、3年生で土木史に関わる新しいカリキュラムができる可能性があり、担当する可能性もある。その場合、学年進行で3年後に始まることとなる。

元々土木史について授業を担当したくて、色々な勉強をしてきた。今回大河津分水、青山士など、廣井勇に影響を受けた人々(廣井山脈)について、改めて学ぶスタートとなった。まだまだ完結してはいないが、関連したことを調べ始めたい。

長野県の和田嶺(和田峠?)トンネルも青山士が碑を作っているようなので、見学したい。

擬木コンクリート建築

信濃川の大河津分水を見学。それとは直接は関係ないが、資料館のコンクリート建築が特徴があった。コンクリートで木組みのような梁を再現していた。4本の丸太が重なっているように見えるが、繋がってコンクリートで作られているように見える。

中に鉄筋が通っており鉄筋かぶりはそれほど大きくないと思われるが細い部材なのに劣化も見られない。逆勾配の所の気泡もとくに目立たない。

参考に、丹下健三の香川県庁舎の写真の拡大を貼っておく。この建築の梁も全てコンクリート。木造建築にオマージュしている。




香川県庁舎(東館) ノイズっぽいのは雨です

疑問を感じるということ

単なる疑問です。金沢駅の新幹線ホームの柱。

鉛直の柱だけでなく、斜材までも必要な理由がわかりませんでした。

構造上に必要としたら、水平の部材である、梁にかかるせん断力を軽減しているのだと思いますが、梁をスリムに作るためか、実は梁の上に(鉛直柱とは軸が異なって)さらにビルのようなものがあるのでしょうか。

白く塗っているので、意匠かもしれない? 意匠なら殻だけで良いような気もします。とはいえ、意匠でもそれが落下しないように支えるぐらいなら、逆に鋼柱を使ってがっしりした方が良いのかもしれません。

帰り際、外から建物を見ると、その上は屋根だけで構造物がないことはわかりました。

ぱっと見て違和感があるのは、何か自分の常識と異なるためであり、自分自身の嗅覚というか。疑問に思うことを流さずに思考してみることも楽しいです。




2017年8月26日土曜日

金沢駅の鼓門

金沢着。打ち合わせまで2時間、準備に当てる。駅のシンボル、鼓門を撮影する人多数だけど、駅ビルの観光案内所の奥にある模型に気付く人は少ない。精巧な模型で、触って良いなんて、すばらしい。

梁で支えるというのは、丹下健三の香川県立体育館に酷似している。途中、その写真も挟んでみた。









ここだけ、香川県立体育館(通称、舟の体育館)








アナログ画面

金沢で充実したヒアリングを終えて、これから京都へ。明日の移動を短縮のためになるべく山口に近づきます。

金沢駅の銘店街から、JRに繋がる通路にあったのが、電車/新幹線の出発を表す電光掲示板。よく見ると普通のテレビ画像で、電光掲示板を撮影した映像を流しています。よく工夫してます。不要な部分に黒いテープが貼ってるのも、微笑ましい。予算の制約の中でのサービス提供ですね。




新山口駅で、ホーム外の待合室を見ると、同様のテレビ中継があった。JRではそれほど珍しいことでもないかもしれない。

(フェイスブックから転載、改変)

4泊の出張 長岡~金沢~山口

8月22日(火)~26日(土)は、久し振りに長期の出張であった。

飛行機で羽田へ降りてから、後は、新潟県長岡市、石川県金沢市、山口県山口市にてそれぞれ用事のため、JR移動で、その片道だけで1280km。


夢の跡


23日は、長岡技術科学大学を会場にして、高専フォーラムの3日目に参加。1コマ目のセッション「社会基盤の維持管理」は、多分唯一の土木系の研究セッション。田村先生がコーディネーターで、点検技術者の養成、新設の維持管理、ITを使った維持管理の話題提供とディスカッションをした。

2コマ目は、メンバーも重複して、高専の研究ネットワークの会議。維持管理、新設コンクリートについては、地域の問題を解決することで、各地の教員それぞれが単独でやるには限界もある。そこで、地域間でネットワークを構築して、情報交換することが必要である。ごく当たり前であるが、今までできていなかったことを認識。毎年高専フォーラムで集うのも良いし、土木学会やコンクリート工学会の年次大会で敢えて当該分野の高専教員が集まるのもそれはそれで意味があると思う。早速、9月の土木学会から実行してみたい。

午後は、会場から出て、I先生と、信濃川大河津分水の見学をした。事前に青山士の本も読んでおき、十分に勉強したつもりであったが、実際の分水の工事については、宮本武之輔の方がメインであったようであるが、今回きちんと青山士の勉強が出来たのは良かった。

I先生の計らいで、記念館だけでなく、分水自体も見ることができ、山を切り開いたのは並大抵のことではないことを認識し、それも含めてさらに勉強したい。

24日はコンクリートのASR対策のために、フライアッシュの積極的活用の取組みのヒアリングのために、石川県生コンクリート工業組合へ。事前質問に対し丁寧に準備しておいて戴き、2時間の濃密なヒアリングができた。やはり、実際に聞いててみないとわからないこと、質問しないと出てこないことも多く、研究・実践活動へ大きなインパクトがあった。

25日-26日は、高知県の施工技士会、診断士会、発注者も含んで総勢30名の山口県への視察への参加。香川県側からも、私以外に、民間の方3名も引き連れて、参加。2日目の見学会は、非常に有益で、それぞれが今後のヒントになる何かを持ち帰った。

それぞれの詳細は、別途書くようにします。

2017年8月21日月曜日

高松空港リムジンバスの無料wifi

急用のメール連絡をしようとして、パソコンを立ち上げると、「ことちゃんwifi」なる電波が。怪しいと思って調べると、コトデンの高松空港リムジンバスには無料wifiが設置されていると。

早速利用させていただき、感謝の記しに、ここにPRしておきます。

2017年8月20日日曜日

すごろく

小五の娘が作った全くのオリジナル香川県すごろく。少しずつコツコツと2ヶ月くらいかけて完成。キャラクターもオリジナル。コマも紙粘土で手作り。

その間、掲載したお気に入りのうどん屋が閉店するアクシデントも。






ナンシー関

昨年、娘が小4の時に、学校で彫刻刀を使うようになり、たまたま「消しゴムはんこ」の本を家で読み、ハマった製作。昨年の作品の紹介です。

親戚にだいぶあげたので、残った作品だけを。あげたのも合わせたら27個らしい。このままナンシー関になるんじゃないかと思ったけど、今は熱は冷めている。







通過儀礼

林家に代々伝わる、小2で自転車を買い換えたら本人が自転車分解をする儀式、が終了しました。30数年前を思い出します。

小2でマウンテンバイク(風)自転車に買い換えたのも親子一緒のタイミングでしたが、今回も息子の方から自ら分解したいと言い出しました(何でも分解するNHK Eテレの番組に影響されていると思いますが)。

コツコツと作業をして、途中中だるみもありましたが、一応完成。



じゃあ質問です。自転車の部品はいくつあると思ってるの?




答えは下












答えは、285個。写真では、虫ゴムを分解しておらず、283個の部品が写っています。

35億と言った方、1ポイント差し上げます。

2017年8月19日土曜日

マシーン到着

2ヶ月前になるが、7月2日。我が家に工作機械、旋盤のようなものが届いた。今の機械はコンピュータ制御。さしずめNC旋盤か。これは楽しみ。面白い作品を作りたい。小五の娘のリクエスト。親子して大興奮。

ミシンと言えば、ジャノメやブラザー等しか知らなかったが、玄人好みのジューキ。工業用シェアは圧倒的だそうである。




PC用プリンターで言えば、家庭用にキャノン、エプソンが主流だが、職場の研究室では、ずっとOKIを愛用している。そんな感じか。

2017年8月18日金曜日

東洋文庫

少し前になりますが、東京小石川の東洋文庫ミュージアムにて、安政の大地震展を見学しました。

科学館などの夏休みの企画展で大地震展というのは、ターゲットは小中学生がメインであることが多く、私の立場からは物足りないのが多いのですが、今回は、玄人好みの企画でした。元々、東洋文庫ミュージアム自体が専門家向けの資料館という意味でマニアックですが。今回の件がなければ、存在を知りませでしたし、入ることもなかったでしょう。

豊富な史料で満足でした。購入した図録も講義資料に使えそうです。館内の展示物も撮影OKというのも、外国の資料館のようで、良かったです(日本は、ダメなところが多く)。ただし、訪れたときにたまたま一緒のタイミングで入館した方々(2名)は、全展示を片っ端から撮影していて、ろくに読んでいないようで、閉口しました。しかも、コンパクトデジカメのシャッター音を消していないので、カシャ、カシャと。

さて、そもそも東洋文庫とは、あの岩崎家が東洋研究のために作り、写真のモリソン文庫を70億円で買い取るなど、企業によるメセナ活動だと認知しました。その分野の研究のためには、このような民間の研究も必要なのでしょう。

それ以外の観点として、コンクリート建築が美しくてびっくりしました。外側は打ちっ放しコンクリートでしたが、ひび割れやブリーディングはなく、膨張材や適切な粉体量確保があったのが伺えました。
屋外に、建物を建築した関係者の銘板があった。名前繋がりで、銘板にあった、構造設計担当 林 林さんに会ってみたい。建築の分野では、そこそこ有名な建築物だったようで、ネット検索するとすぐに出てきました。

名前繋がりで、林さん、森さん、八木さんは親近感が湧くのですが(某コンクリート技術者 森さんは、木の数が林さんよりも多いので勝っている、八木さんには敵わないと、自己紹介していたのが忘れられない)、林林さんという方がいるとのことで、是非お会いしたい。


 モリソン文庫の展示





思えば遠くへ来たもんだ

香川県コンクリート診断士会は、年会費を集めていないが故に日本コンクリート診断士会に分担金(そのお金の正式名称は不明)を払わないため、当該ホームページには掲載されていないが、きちんと設立した団体である。 昨年11月に現在の形で正式発足して、ほぼ1年が経過するが、今回の定例会参加...