2017年8月26日土曜日

4泊の出張 長岡~金沢~山口

8月22日(火)~26日(土)は、久し振りに長期の出張であった。

飛行機で羽田へ降りてから、後は、新潟県長岡市、石川県金沢市、山口県山口市にてそれぞれ用事のため、JR移動で、その片道だけで1280km。


夢の跡


23日は、長岡技術科学大学を会場にして、高専フォーラムの3日目に参加。1コマ目のセッション「社会基盤の維持管理」は、多分唯一の土木系の研究セッション。田村先生がコーディネーターで、点検技術者の養成、新設の維持管理、ITを使った維持管理の話題提供とディスカッションをした。

2コマ目は、メンバーも重複して、高専の研究ネットワークの会議。維持管理、新設コンクリートについては、地域の問題を解決することで、各地の教員それぞれが単独でやるには限界もある。そこで、地域間でネットワークを構築して、情報交換することが必要である。ごく当たり前であるが、今までできていなかったことを認識。毎年高専フォーラムで集うのも良いし、土木学会やコンクリート工学会の年次大会で敢えて当該分野の高専教員が集まるのもそれはそれで意味があると思う。早速、9月の土木学会から実行してみたい。

午後は、会場から出て、I先生と、信濃川大河津分水の見学をした。事前に青山士の本も読んでおき、十分に勉強したつもりであったが、実際の分水の工事については、宮本武之輔の方がメインであったようであるが、今回きちんと青山士の勉強が出来たのは良かった。

I先生の計らいで、記念館だけでなく、分水自体も見ることができ、山を切り開いたのは並大抵のことではないことを認識し、それも含めてさらに勉強したい。

24日はコンクリートのASR対策のために、フライアッシュの積極的活用の取組みのヒアリングのために、石川県生コンクリート工業組合へ。事前質問に対し丁寧に準備しておいて戴き、2時間の濃密なヒアリングができた。やはり、実際に聞いててみないとわからないこと、質問しないと出てこないことも多く、研究・実践活動へ大きなインパクトがあった。

25日-26日は、高知県の施工技士会、診断士会、発注者も含んで総勢30名の山口県への視察への参加。香川県側からも、私以外に、民間の方3名も引き連れて、参加。2日目の見学会は、非常に有益で、それぞれが今後のヒントになる何かを持ち帰った。

それぞれの詳細は、別途書くようにします。

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